15年ぶりに進化した自動シャンプー「アクアポッド」 編集部が体験してみた!

15年ぶりに進化した自動シャンプー「アクアポッド」 編集部が体験してみた!

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Photo & Movie_トカジショウタ(CRAFT BASE)

サロンワークに欠かせないシャンプー。しかし、1日に何十回と繰り返すシャンプー施術は、理美容師の手荒れや腰痛の原因にもなり、負担の大きい作業のひとつだ。

そんな中、タカラベルモントから15年ぶりに発売したのが、自動シャンプー機器「アクアポッド(aqua pod)」。高い洗浄能力と爽快な洗い心地を実現しながら、理美容師の負担を減らし、施術を効率化するという。

しかし「シャンプーはやっぱり手で洗ってこそ」「自動シャンプーって気持ちよくないのでは?」と思う人も少なくないのではないだろうか? 果たしてその実力は本物なのか、まずは編集部による体験レポートをご覧いただきたい。

自動シャンプーの概念を覆す?
驚きの「気持ちよさ」

動画をご覧いただいた方は分かると思うが、編集部員のリアクションは意外にも「メリハリがあって気持ちいい!」というものだった。

では、アクアポッドならではの“気持ちよさ”は、どこから生まれるのか?

❶ 「100本以上の水流」で包み込む

シャンプーの気持ちよさを決める要素のひとつが、「頭全体がシャワーで包み込まれる感覚」。

アクアポッドは、これを「100本以上のエアインジェット水流」で実現している。その名の通り、細かな空気を含ませた直進性の高い水流が頭皮まで真っすぐ届き、頭全体を心地よく刺激しながら洗浄してくれるのだ。

編集部

顔周りギリギリまでお湯が届いて、しっかり洗われている感覚がありました!

❷「リズムと強弱」で飽きさせない

シャンプーが気持ちいいと感じるもうひとつの要素が、手の動きによる「リズム」だ。

アクアポッドは単調な水流ではなく、プログラムされた「50種類以上の水流パターン」を搭載している。これらを新機能である4つのオプションと掛け合わせ、顧客に合わせた洗い心地を提供。高い満足度が期待できる。

編集部

洗い方が数秒単位で変わるので、メリハリがあって飽きない!

❸ 仕上がりの違いが「気持ちよさ」に直結

シャンプー中の快適さだけでなく、洗い上がりの質感も「気持ちよさ」に影響を与える。

アクアポッド用の洗浄美容液「クレンズセラム」との併用によって、シャンプー後の「ふんわり&しっとり」な仕上がりを実現する。こするのではなく、水流で洗うアクアポッドだからこそ実現できる、頭皮と髪のための処方だ。

クレンズセラム(cleanse serum)

クレンズセラムの特徴

美容成分「グルコシルセラミド(保湿)」を配合。頭皮や髪表面になじむことで汚れを浮かせ、保湿しながら洗う。

 

「シャンプー/ミディアムコース」、ブリーチパーマ毛を使用したテストデータ
※タカラベルモントの基準に基づく試験による

「気持ちよさ」以外の強みも

アクアポッドが提供するのは、「手洗いに近づけるシャンプー」ではなく、「水流だからこそ実現できる快適な洗髪体験」だ。その強みは、カラー施術後のシャンプーでも発揮する。

✔️ スムーズにカラー剤を洗い流せる

カラー施術後のシャンプーで、必要とされることの多い乳化工程。

アクアポッドは、その高い洗浄力によって乳化なしでも広範囲のカラー剤を流すことができ、カラー流しの作業負担を軽減する。 洗い残しが気になる箇所は、最後にハンドシャンプーでフォローすることで洗浄精度を高められる。リア洗いにも対応しているため、サポート時も無理のない姿勢で施術可能だ。

洗髪前(トレーニングクリーム塗布)

洗髪前(トレーニングクリーム塗布)

洗髪後(カラーコース)

洗髪後(カラーコース)

また、タカラベルモントの基準に基づくテストでは、アクアポッドを使用することで、シャンプー後の髪に残る残留アンモニアが抑えられることが確認されている。

残留アンモニアが減ると何が良い?

カラー施術後の髪には、カラー剤に含まれるアンモニアが残りやすく、これがニオイや髪のコンディションに影響を与えることがある。 アクアポッドはその水流技術によって、髪や頭皮をしっかりと洗い流し、シャンプー後の快適さを保ちやすい。

手洗いとは異なるアプローチで、
快適なシャンプーを実現

アクアポッドの価値は、「手洗いに近づけること」ではなく、「水流だからこそ生み出せる快適なシャンプー体験」を提供することにある。

そして理美容師にとっても、お客様に満足してもらえるシャンプーを提供しながら、施術の効率化や負担を軽減できる恩恵は大きい。

手洗いとは異なるアプローチで、サロンワークの新たな選択肢を生み出すアクアポッド。新たなシャンプー体験が、サロンワークにどのような変化をもたらすのか。

気になった方は、タカラベルモントのショールームでぜひ確かめてみてほしい。

木村 麗音
執筆者
木村 麗音

日本美容専門学校を卒業後、都内ヘアサロンを経てキャリア転換。少年ジャンプ編集部で3年編集アシスタントを務めた後、髪書房に入社。ウェブメディア「ボブログ」の編集を担当。

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