ウエラがアジアの研究開発拠点を東京に移管

ウエラカンパニーグループ(ステファン・ガー社長)は、アジアのプロダクト開発の拠点である自社研究開発センターをシンガポールから東京に完全移転し、新たな拠点施設“トーキョー イノベーション センター(TOKYO Innovation Center)”として5月にオープンした。

創業143年を迎えるウエラは、その発祥の地であるドイツのダルムシュタットに最も大きな研究開発センターを設置している。その他にもアメリカではニューヨークのモリス・プレーンとロサンゼルスのカラパサスに、それぞれヘアとネイルのリテールに特化した研究開発センターがある。アジアR&D(研究開発)チームはシンガポールに拠点は置いていたが、2022年末に東京・港区に移転し、5つの国籍からなる研究チームで稼働している。

“トーキョー イノベーション センター”はAPAX(アジア太平洋)のR&D本部として設置され、アジアの消費者のための新製品開発に特化している研究機関だ。センターには、新製品開発専用ラボ、頭皮肌測定ラボやオープンアイディアスペースの他、ウエラの研究開発部門が持つテクニカルテストサロンを設置している。市場を理解し地域の顧客との交流を通してニーズを製品開発に活かしていく部門や、ラボ機器を用いての試験や分析・原料開発を行う部門も設置されている。

サロンスタイルのウエラ独自の研究機関テクニカルテストサロン:研究開発部門が持つ特徴的な機能で、研究室がサロンの形式を持っており、ヘアスタイリストでもある研究者が実際にモデルの髪を使用し、製品性能テストを実施している。