能登復興を支援 アジアビューティアカデミーがチャリティセミナーの収益を寄付

一般社団法人アジアビューティアカデミー(以下、ABA)の渡邉弘幸理事長は5月26日、石川県東京事務所(東京・千代田区)を訪れ、能登半島地震の復興支援として24万円を寄付した。寄付金は、石川県金沢市で美容ディーラーの彦田と共催したチャリティセミナーの参加費などをもとにしている。
渡邉理事長は、ABAの活動主旨と当日のセミナーの様子を堀田誉所長に説明。授業の一環として受講した美容学生たちの感想文も持参し、「これから美容師として社会に出ていく人たちに、技術を通して刺激を与えることができたように思う。美容という行為は前向きに生きるモチベーションにつながる。わたしたちの技術を通じて少しでも社会に貢献できたら」と話した。
堀田所長は「3月末に避難所はすべて解消されたが、地元を離れて生活を送っている被災者の方も数多くいる。能登は半島地域といった地理的条件もあり、復旧・復興に時間を要しているため、支援を継続していくことが重要。震災の記憶が風化することのないよう、こうして発信していただけることに感謝したい」と話した。
ABAは今後も、美容業界としてできる形で被災地支援を継続していく姿勢を示している。