「白髪はしっかり染めたいけれど、透明感も諦めたくない」
若い頃からヘアカラーを楽しんできたオトナ世代の貪欲なニーズは高まる一方、
「白髪が増えて、髪がパサついて見える」「カラー頻度が高くなり、ダメージも気になる」
こんな声も聞こえてきます。
増える白髪をカバーしながら、白髪がなかった頃の髪質をキープするためには、どんな薬剤選定とテクノロジーが必要なのでしょうか?
グレイ世代の顧客から絶大な支持を得るanji カラーマネージャー Karinさんに、悩めるオトナ世代の透明感カラーテクニックを聞いてきました。
Karinさんが今回行うのは、ブリーチなしで透明感を叶えるグレイシェードとファッションシェードの塗り分けテクニック。
ブリーチ売上NO.1※ブランドの「FIBREPLEX」から発売された「FIBREPLEX bond color」に今年9月、仲間入りしたばかりのグレイシェードを使って、白髪の染まりと透明感を両立するオトナカラーを伝授してもらいます。
※シュワルツコフ調べ
※この記事はヘンケルジャパン株式会社とのタイアップです。
↓新商品の「FIBREPLEX bond color」を使用した、Karinさんの施術動画はこちらから。
白髪は染めたいけれど、暗いのはイヤ
染める頻度が高くなってきたオトナ世代のヘアカラーに難しさを感じているのは、Karinさんの後輩であり、anji トップカラーリストのAmiさん。
白髪はしっかり染めたいけれど、透明感を求める声も増えていますよね。どう提案したらよいですかね?
・白髪の染まり
・ファッションカラーのような色味や透明感
どちらも求められているよね。
さらに、白髪が気になって染める頻度が高くなってくると、ダメージも気になるところ……。
今回はブリーチはせずに、グレイシェードとファッションシェードを組み合わせた提案で、明るく透明感のある仕上がりを目指そう!
【施術編】色を楽しみながら、続けられるグレイ施術
Before
1)塗り分けの考え方
2)新生部はグレイシェードとファッションシェードで
ーーグレイシェードとファッションシェードのベストな比率はありますか?
白髪が20%くらいまでは、9Lvのグレイシェードとファッションシェードを1:1で使用すると白髪はしっかり染まります。
グレイシェードと一緒に使用するファッションシェードのベーシックシェードは、10Lvの明るめのグレイやマットを使用。リフト力がないと黒髪の明度が上がりきらず、根元が黒く残って見えてしまいます。
RECIPE
根元(新生部)
1剤 ベージュ(G-BE9):グレイ(G10):マット(M10)=2:1:1
2剤 ボンド デベロッパー 6%
G=グレイシェード
3)既染部は10Lvのファッションシェードとクリアで透明感
ーー10Lvを使用した理由、クリアを使用した理由を教えてください。
ハイライト履歴があったため、10Lvのグレイの配合を多めに設定し、ハイライト部分が緑に傾かないようにレシピを構成しています。もしハイライト履歴がなければ、今よりオレンジが強くなるため、マットをメインにグレイを少なめか使用しない配合にしたと思います。
クリアを使用したのは透明感を出しながら色味をチェンジするため。薄い色味に仕上げたいからといって12Lvなどの高明度の薬剤を選定してしまうと、リフト力が高いぶん、色落ちしてしまうことも。クリアを使うことで、ダメージに配慮しながら色味をチェンジすることができます。
RECIPE
中間〜毛先(既染部)
1剤 グレイ(G10):マット(M10):クリア(CL-0):=3:1:2
2剤 ボンド デベロッパー 3%
After
染める頻度の高いグレイ世代にはボンディング・テクノロジー
ーー枝毛、切れ毛98.6%削減※する「FIBREPLEX」から9月に発売したばかりの「FIBREPLEX bond color」グレイシェードを使ってみてどうでしたか?
※シュワルツコフ プロフェッショナルの研究所にて、ブリーチ剤+ファイバープレックス No.1 ボンドブースター、No.2 ボンドフィクサーとブリーチ剤で比較した際の研究データ(最大値)
今回発売したグレイシェードは白髪に必要なブラウン量がしっかり配合されていながら、ファッションシェードとミックスしても濁らないのがよいですね! 11Lvまで揃っているところも魅力的です。
ブリーチオンカラー専用ラインから、グレイラインまで幅広くラインナップされていて、グレイシェードとファッションシェードの調合がしやすいことも、今の時代のニーズに合っていると思います。
今回、グレイシェードの発売に伴い、白髪があるから明るいカラーや透明感を諦めるのではなく、白髪があっても希望のヘアカラーを「FIBREPLEX bond color」シリーズで完結できるようになりました。
ーーオトナ世代の希望色の傾向は変化していますか?
寒色系のヘアカラーにしてみたいオトナ女性も増えています。年齢を重ねて髪質が変化した世代に、寒色系はこれまでハードルが高かったですが、「FIBREPLEX bond color」ならツヤが出て肌色も明るく見え、若見えします!
毛髪を保護・強化※するボンディング・テクノロジーが使われているグレイシェードは、グレイ世代からの需要が高そうですね!
※ファイバープレックス No.2 ボンド フィクサー併用で
染める頻度の高いグレイ世代の毛髪を保護・強化し、ダメージに配慮しながらヘアカラーができるのは「FIBREPLEX bond color」にしかない強みだと思います。