次世代育成プログラム1期生羽ばたく

資生堂プロフェッショナル株式会社(ピーター・リグビー日本事業代表)は10月24日、「PRIMIENCE NEXT GENERATION」第1期の修了式をAOYAMA GRAND HALL(東京・港区)で開催した。


「PRIMIENCE NEXT GENERATION」とは、へアカラーブランド「プリミエンス」を通じて次世代のスタイリスト(ネクストジェネレーションズ)を育成するプログラム。
今年の3月に就任式が行われ、10名のスタイリストが商品知識やヘアカラー技術など全5コースを受講した。


修了式冒頭、同社のグローバルマーケティング・ヘアカラー商品開発の責任者である小野寺 涼子氏は「挑戦する若いエネルギーにパワーをもらうとともに、商品の良さを再確認することができた」とコメント。
また、サロンワークとの兼ね合いに理解を示し、若手の背中を押した各サロンオーナーに感謝の言葉を述べた。


修了式では、受講生が約半年間の集大成として、資生堂プロフェッショナルブランドの4商品「PRIMIENCE」「ULTIST」「COLORMUSE」「BLEACH MASTER」を使用した作品プレゼンテーションを行った。

プレゼンテーションの様子
作品テーマに各々の個性が見られた


全5回のプログラムを通して、主にテクニカル面を教えたCTO(Chief Technical Officer)を務める齋藤 剛氏(punel/sol)と、SNSによる発信面を教えたCSO(Chies SNS Officer)を務める兼井 遼氏(blink)も登壇。受講生のプレゼンテーションへのコメントやプログラムの総評をした。
「PRIMIENCE NEXT GENERATION」の総評は下記。


齋藤氏:個々にスキルUPしていると感じた。特にインスタを見ていると、どのような想いで技術やSNS発信を工夫しているかが伝わり各々の成長が見えた。

兼井氏:負けていられないと思うほど、全体の変化率を日々感じていた。自身もネクストジェネレーションズとともに成長できた。

受講生への贈呈品は、齋藤氏と兼井氏から手渡された

受講生各々の苦手な技術の克服や新たな挑戦に加え、自身の美容師としての在り方にも焦点を当てた今回のプログラム。作品プレゼンテーションでも「自分らしさ」を発信する受講者が多く、プログラムのキーワードとなった。
アジアマーケットを視野に入れる資生堂プロフェッショナルは、第2期も検討中。
大きな成長を遂げた1期生の今後の活躍に注目だ。


ネクストジェネレーションズ10名

井上凱貴(abbey)
花岡瑠斗(MINX 渋谷 smart salon)
山田京介(PELE)
種市明日香(CLIM)
塩山萌々子(GARDEN)
脇坂彩音(loti by trench)
DAI(tricca balcony hayama )
鈴木舞(ZEST / PARK)
伊藤裕也(COA GINZA)
西小野隼輝(iLe. / nehus)