HAIRCAMP with BOB 韓国で発足

HAIRCAMP KOREA株式会社(ソン・ジョンウン、ソン・チュンソプCEO)は3月15日、韓国・ソウル市内に新設した「HAIRACAMP with BOBスタジオ」にて『HAIRCAMP with BOB』の動画配信サービスローンチにあたり記者会見を実施した。

同サービスは韓国美容界の発展および日韓美容交流の促進を目的とした動画教育。同社は韓国・釜山などで美容事業を展開するLIVE X、動画教育プラットフォーム・HAIRCAMP株式会社(日本)、小社の韓国支社・髪書房KOREA、小社・株式会社髪書房(日本)の共同出資で創立した。

CEOには、LIVE X社長のソン・ジョンウン氏、髪書房KOREA社長のソン・チュンソプ氏の2名が共同代表として就任する。

取締役に当たる理事にはHAIRCAMP株式会社社長の森本賢志氏、小社・専務取締役の中尾信一が就任。

韓国での本格サービス開始は2023年4月1日を予定している。

左からソン・チュンソプCEO、中尾信一理事、ソン・ジョンウンCEO、森本賢志理事

記者発表会には日韓美容関係者50名が集結した。

主催者スピーチでは、まず森本理事が韓国語で挨拶。HAIRCAMPのサービスについて紹介した。

コロナ禍を経て学び方に変化が起きたことに触れ、

「これからの時代はオンライン・オフラインのダブルスタンダード。日本と韓国の1,000kmの壁を乗り越えられるのがオンラインだ」

「韓国の美容は世界的に評価されている。(中略)同じように日本にも素晴らしい技術がある。互いの交流で新しいエネルギーをどんどん生み出していきたい」

と語った。



記者発表の映像はこちらから。

続いて中尾理事が登壇。2014年に髪書房KOREAを設立してからの韓国美容関係者へ謝意を述べるとともに、HAIRCAMP KOREAについて

「お互いの国の良さをお互いに出し合える、教育プラットフォームにしていきたい。そのためにもより一層のサポートをお願いしたい」

と語った。

ソン・ジョンウンCEO、ソン・チュンソプCEOからはそれぞれHAIRCAMP KOREAのローンチサービスについて紹介。

・当初は日本語コンテンツの翻訳版からリリース

・順次韓国美容師のコンテンツを増やしていく

・日韓同時ライブ配信も可能

・韓国コンテンツを世界に向けて発信

オンラインだけでなくオフラインの交流にも注力し、日韓美容発展の架け橋を目指していく。

将来的には中国や東南アジアなど、6カ国のコンテンツが見られるようになると語るソンCEO。

その後、日本から訪韓した4名のゲスト美容師が登壇。

黒木利光氏(CHARLES DESSIN/大阪府・東京都)、枝村 仁氏(PATINA/埼玉県越谷市)、中村トメ吉氏、佐藤拓弥氏(GOALD/東京・渋谷ほか)らHAIRCAMPの人気講師であり小社から著書を刊行している(佐藤氏は5月に刊行予定)4氏が祝辞を述べた。

参加者からは

「あと5年くらいするとオンライン時代がくると思っていたら、HAIRCAMPのおかげで来月からオンライン時代に突入する。グローバルNo.1教育プラットフォームとして楽しみにしています!ファイティン!」

と期待の声がかけられ、韓国美容関係者の熱気がこもる記者会見は盛況理に幕を閉じた。