初代ネイルオブザイヤーにゆうちゃみ、倖田來未ら

NPO法人日本ネイリスト協会が主催する国内最大級のネイルイベント「ネイルエキスポ2023」内にて「ネイルオブザイヤー2023」の授賞式が11月20日に東京ビッグサイトにて行われ、安藤優子さん、ゆうちゃみさん、GYUTE(ギュテ)さんの3名が選出された。

同賞は前身のネイルクイーンから数え28回目となり、ネイルを愛し広めた著名人に贈られる。今年から年齢・性別・職業にとらわれず選出を行うべく「ネイルオブザイヤー」と名称を変更し一般含め約3,000件の投票から選ばれた。

昨年に続き2年連続の受賞となったモデル・タレントの“ゆうちゃみ”こと古川優奈さん。今月、11日から15日まで腸炎によって活動を休止していたが、この日は元気な姿を見せた。「私に取ってネイルは命です。ほんまに爪がないとテンションも上がらないし、こうやって綺麗にしているおかげで自信を持てます」とコメントし、キュートな“ガオー”ポーズでネイルを披露。

「今年で22歳になったので、大人ギャルって感じです」と照れ笑いを見せ、「ギャルの感じをヒョウ柄に残して、キラキラしたネイルです」とネイルを光らせた。

9年前からネイルを始めたという美容系YouTuberのGYUTAEさん。「ネイルクイーンの頃から受賞するのを熱望していたので、今回初代ネイルオブザイヤーを受賞できてとても光栄に思います。」と喜んだ。タキシードジャケットに赤のチュールをしらったドレスを着用し、二面性を表現していると解説した。
ネイルにもドレスと同じチュール素材のパーツが使われており、ネイルのマグネットでくっつく仕様になっている。「ネイルは指先のアートだと思っていて、このネイルも3時間かかってます。仕事のモチベーションも上がるし、自己表現の1つとして大切にしている」とこだわりを語った。
ジャーナリストの安藤優子さんは艶やかな着物姿で登壇。「ニュース(番組)をやっている時から、ずっとネイルをやっていたので、実はネイル歴が35年くらいあります。ニュースですから、人様の事件、事故を扱うのに相応しい指先があるので人一倍、気を遣ってネイリストさんにお世話になってきました」と挨拶。そんなこだわりのネイルは、赤みのないベージュをベースに黒いクリアのジェルを重ね明度を調節したオリジナルカラーとなっている。
同賞は3回の受賞と殿堂入りとなる。すでに殿堂入りを果たしている倖田來未さんが特別ゲストとして登壇し、これまでの功績を讃え特別功労賞が贈呈された。報道陣から、ゆうちゃみさんへのアドバイスを求められると「自分らしく。人によって『美しい』の基準が違うじゃないですか。だからゆうちゃみさんっぽく、3年連続取ってほしいと思います。」とエールを送った。
白いドレスに、装飾が目を惹くキラキラとしたネイルを披露。「41歳になってしまったので引き算でいきたいと思ってたんですが、これもあれもと足してしまいキラキラしてしまった」と笑った。