【前髪あり】のバングデザイン

【シースルーバング】
幅やサイドバングとの組み合わせが重要！

額が透けるような薄めの前髪で、柔らかな雰囲気に見せてくれるシースルーバング。

「韓国ヘアと言えばシースルーバング」と言えるほど定番化している前髪デザインですが、幅や厚みを変えるだけでかなり雰囲気が変わります。

つくりたい雰囲気やサイド・バックのレングスやデザインとの組み合わせで、いろいろな挑戦ができそうです。

黒目と黒目の間で幅をとり、目の上ギリギリの長さに切った透け感のある前髪が女性らしい、王道中の王道のシースルーバングのスタイルです。

韓国語で”おかっぱ風ボブ”を表す「タンバルモリ（단발머리）」との相性もピッタリ！

流れるサイドバングがシースルーバングならではの柔らかな雰囲気を増しています。

同じような幅でつくったシースルーバングでも、顔まわりをストレート気味に仕上げると、ファッション感が強まります。

最近人気の毛先に厚みを残した「タッセルボブ」もさらにオシャレに！

シースルーバング×顔まわりデザインの組み合わせだけでも、デザインのパターンがどこまでも広がりそうですね。

前髪の幅をさらに狭く、薄くした、長めのシースルーバング。サイドバングとつながるように自然な毛流れをつくるのがポイントです。

はらりと落ちる前髪が、より透明感を引き立ててくれて、ゆったりとしたウエーブのロングヘアを軽やかに見せてくれていますね。

前髪を伸ばし中の人や前髪あり、なしの2Wayで楽しみたい人にもオススメのデザインです。

前髪の幅を狭く設定することで小顔効果をねらうイメージがあるシースルーバングですが、思い切って前髪の幅を広げてみるのもあり！

ワイドバングにすることでナチュラルな雰囲気になり、シースルーバング初めてさんにも抵抗なく挑戦してもらえそうです。

【フルバング】
モードにもガーリーにも。雰囲気ガラリ！

2020年頃から、重めにパツンと切ったフルバングやソフトフルバングなど、しっかり前髪をつくるスタイルもじわじわ人気がきています。

日本では「定番の前髪デザイン」というイメージかもしれませんが、今回人気となったきっかけは韓国からの逆輸入！　

韓国語ではこのぱっつん前髪のことを「プルベン（풀뱅）」と呼び、やはり韓国アイドルたちのヘアスタイルから注目されるようになりました。

甘めにもモードにも振れるのがフルバングの特徴。

黒髪ロングと組み合わせると、アーティスト感がグッと強まりますね！ Y2Kファッションとの相性も良さそうです。

同じフルバングでも顔周りやバックの髪を巻いたり、ヘアカラーを明るくするなどすると可愛らしい雰囲気にもなりそうです。

量感をやや軽めにしたソフトフルバング。

フルバングほど印象が強すぎず、でもしっかり目力をアップさせてくれるのが魅力でしょうか。

ゆるめに巻いた髪の大人っぽさと、パツンと切った前髪の甘い雰囲気とのバランスがいいですね！

そして今、絶対に見逃せないのがフルバング×姫カットの組み合わせ！

姫カットもフルバングと同じく、韓国からの逆輸入バング。日本の伝統的な髪型を参考にしたとも言われていて、韓国語でも「ヒメッコ（히메컷）」と呼ぶのだそう。

パツンと切りっぱなしの姫カットもかわいいですが、このスタイルのように顔周りのレイヤーと組み合わせたデザインに今っぽさを感じます！

【前髪なし】のバングデザイン

【センター分け前髪】
根元立ち上げがマスト。厚みと毛流れは？

「シースルーバング」と並ぶ王道の韓国バング「センター分け前髪」。顔周りが華やかになり、大人っぽい雰囲気に仕上がります。

「エギョモリ」や「ヨシンモリ」などの韓国風巻き髪にも欠かせない前髪デザインのひとつです。

かきあげバングから、流れるようにつながるレイヤーカットが色っぽいスタイル。

前髪パートを深めにとると、とても華やかになりますね。

前髪浅め＋ハイレイヤーの組み合わせ！　最近はこんなふうに前髪を浅めにとったナチュラルなかきあげバングも増えてきました。

ワンカールで決まる韓国ロングもよく見かけるようになりましたよね！

タンバルモリもセンターパートの前髪にすると、前髪ありのデザインとは全く雰囲気が変わりますね。

動きが出て抜け感があるスタイルに！

【チャンモリパーマ（産毛パーマ）】
おでこ産毛で小顔効果を狙ってみる？

センター分け前髪や前髪を上げたヘアアレンジをする人にとってのお助けメニューが、韓国から上陸したパーマ「チャンモリパーマ（産毛パーマ）」。

「チャンモリ（잔머리）」とは、韓国語で産毛や後れ毛という意味。

「チャンモリパーマ」ではおでこの生え際の産毛にパーマをかけて、額に沿う柔らかそうな産毛を作るテクニックです。

何がいいかというと、産毛がシェーディング的な効果を発揮し小顔に見せてくれること。そして、額の形をきれいに見せられることがあげられます。

リンクは動画で、ビフォア・アフターが見られるので、変化を見てみてくださいね！

見逃せない！変化し続ける前髪トレンド

前髪デザインの大きなトレンド自体は、あまり変化していないものの、前髪をとる奥行きや幅、毛流れやサイドとのつながりなど、デザインの細部は日々進化しています！

韓国デザインとして取り入れやすい前髪だからこそ、今っぽさを外さないよう、流行の小さな変化をチェックしていくのが大切ですね　！