月刊BOB｜2019年6月号｜コスメ元年

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月刊BOB｜2019年6月号｜コスメ元年

2020.6.17UP! 211

Contents

特集「コスメ元年」
連載

髪と顔。最も結びつきの高い部位でありながら、これまでメイクやスキンケアを営業種目にできる美容室は限られてきた。しかし近年、その潮目が変わろうとしている。

インスタなどSNS の普及による消費者のビジュアル意識の変化、自然派コスメへの支持、はたまたメンズメイクの流行まで。信頼関係を築いている美容師からのメイク提案には、百貨店や専門店で受けるメイクアドバイスやコスメ提案とは異なる付加価値がある。

高いポテンシャルがありながら、これまで美容室が対応しきれなかったメイクの領域に切り込む。

ご購入は髪書房オンラインショップ、またはディーラーさまへ。amazonでも。

特集「コスメ元年」

表紙・巻頭スタイル「あいまのできごと」

UDA：メイク
田畑アリサ：スタイリング
MIHO EMORI［KiKi.inc.］：ヘア
熊谷勇樹：写真
益山寛司［レプロエンタテインメント］：モデル
岡本ゆい［ASOBISYSTEM］：モデル
川野智香［Friday］：モデル

@nasup的質感のつくり方

ヘアもメイクも一見シンプルながら、どこか今どきなニュアンスを漂わせたSHIMAの那須陽子さんがつくる女の子たち。

nasup（＝那須プロデュース）の秘密は”質感”が握っている！

那須陽子［SHIMA（シマ）／東京・原宿］

徹底解明！　クボメイクとヘアのバランス

もう、髪の毛だけで解決できる時代じゃない。

ヘアとメイク。リップとチーク。足し引きの関係を理解して、トータルに今っぽい顔を提案しよう。
久保雄司［SIX（シックス）／東京・表参道］

計算された”メイク体験”は二人三脚で生み出される

山口県山口市のCHITOSEでは、70％以上のお客にタッチアップを行っており、メイク文化が根付いている。また、ここでしか手に入らないコスメを目当てに来店するお客も多い。メイクを強みにできた理由は、スタイリストとレセプショニストが協働し、メイクを”特別な体験”として演出しているから。メイクを、そのサロンに行きたい理由にする。CHITOSEが実施しているメソッドに迫った。

小濱このみ［CHITOSE（チトセ）／山口県山口市］
末藤亜里沙［CHITOSE］

自分の顔の”知識とテクニック”を学ぶレッスン式のメイクメニュー

埼玉県さいたま市にあるDAY HAPPYが行うのは、”お客のメイクポーチを使用する”ことでお客に美容師の技術を持ち帰ってもらうことを目的とした、新発想のメイクメニュー。これは今まで一般的だった”店販をゴールとした”メイクのアプローチとは一線を画すアイデアだ。ポイントは”なんのための”メニュー化なのかを深堀りすること。DAY HAPPYのこだわりが詰まった考え方とアプローチ法から、メイクをメニュー化するためのヒントを探ろう。

横山純子［DAY HAPPY（デイハッピー）／埼玉県さいたま市］