当たり前を見直そう!知りたかったカットのココがわかる
つくったヘアスタイルが思っていたのと何か違う……と感じたときこそ手に取ってほしいのが、3月21日に発売した「パートカット全部」(ABBEY 松永英樹・著)です。
目まぐるしく変化するトレンドにいかに対応していくか、そのヒントをちょっとだけご紹介。
- パートカット全部 FOCUS
- 「パートカット全部」は1つのカットスタイルを1から10まで解説するだけの本ではありません。
前髪、もみあげ、えり足などのパートごとに「今っぽい仕上がり」をつくるためのカットテクニックを中心に解説しています。
ふつうのカット本では見逃しがちな、「実は知りたかったカットのこだわり」が詰まった1冊です!
目まぐるしく変化する流行に合わせられているか
日々、流行が変化し、今っぽさはどんどん変わっていきます。
基礎を十分に熟知し、上手にカットできる人でも、切り上がったヘアスタイルを見て「なんかちょっと古い……」と感じることがあるのではないでしょうか。
一方で、ベーシックを学んでいる人は「感覚」で教えられるセニングが難しかったり、今どきのかわいいヘアスタイルをどうしたらつくれるのか、と悩むこともあるでしょう。
「パートカット全部」は今っぽさにどうチューニングを合わせていくか、そのヒント集とも言えます。
ちょっと変えるだけで、ぐんと今どきのオシャレなヘアスタイルになる。
「どこをどう変えるの?」を知りたい人こそおすすめです。
顔周りの正しいセクションをとれているか
たとえば、顔周り。
ここはヘアスタイルの中でもお客さまにとっては最も重要な部分ですが、骨格に合わせて正しいセクションをとれているでしょうか?
なんとなくではなく、正しく明確に基礎を知ることで、前髪の扱いやすさはもちろん、トレンドに合わせたデザインに変化させることができます。
本書では、感覚に陥りがちな顔周りのセニングの入れ方についてもわかりやすく解説しています。
美容師の力量が試されるバックスタイル
バック〜バックサイドはお客さま自身は見ることはできませんが、お客さまの周囲の人から常に見られる部分。
つまり、ここがステキにデザインされていると、紹介のお客さまにつながる部分と言えます。
また、ヘアスタイルの扱いやすさも問われる部分なので、バックスタイルは美容師の力量が試されるところでもある、と著者・松永さんは本書で語っています。
ディスコネでサロンスタイルの幅を広げよう
ディスコネを取り入れたデザインというと、大胆なデザインのものや、ツーブロック……などがパッと思い浮かぶかもしれません。
本書では、たとえばアンダーとミドルをたった1.5cm短くするだけで美しいバックスタイルにできるカットスタイルなどを紹介しています。
ぜひ、明日からのサロンワークに取り入れて、デザインの幅を広げましょう。