リフィルサイズが次々売れる!  コアミーで店販に取り組む意識づくり

リフィルサイズが次々売れる! コアミーで店販に取り組む意識づくり

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コアミーはシステムトリートメントに加え、ホームケアのできるヘアケアシリーズ。シャンプー、トリートメントのリフィルサイズが店販で大盛況という店長3人に話を聞いた。

スタッフ全員の店販意識を高める3人の店長たち

佐藤理絵(さとうりえ)/直営横浜エリア コル バイ ケンジ(CoL by KENJE)店長。店長歴8年目。客層は若めで、ハイトーンカラーや、シールエクステ、推しのライブヘアセットに来るお客さまが多数。スタッフ9名。客単価は約10,000円。
齋藤佑奈(さいとうゆうな)/直営横浜エリア ハウス バイ ケンジ(HAUS.+KENJE)店長。店長歴3年目。3店舗の中でスタッフ数23名と最も規模が大きい。メインの客層は20〜30代、男女比は6:4とメンズ客も多い。客単価は約10,000円。
松原綾香(まつばらあやか)/直営横浜エリア オッジ バイ ケンジ(oggi. +KENJE)店長。店長歴4カ月目。2023年4月よりサロンのコンセプトをパーマ推しにリニューアル。スタッフは8名中、アシスタント5名と多め。客単価は約9,000円。

なぜリフィルサイズが売れるのか

リフィルサイズの店販売上

【シャンプー(1,000mL)・トリートメント(1,000g)リフィルサイズの店販売上(2023年12月)】

※oggi. +KENJEは2024年4月に体制をリニューアルしているためデータなし。

――7月、12月の事前予約販売で1割引とはいえ、リフィルサイズ、のシャンプー(1,000mL)やトリートメント(1,000g)がなぜそんなに売れているのですか?

佐藤

まずは店長である自分が率先して予約を取りまくる姿を見せています。ノウハウを教えつつ「店販を提案するのは当たり前」に変わっていきます。

齋藤

ハウス バイ ケンジが一番スタッフ数が多いので、リーダーを立ててチーム制にし、ゲーム感覚で取り組んでいます。チームの中で誰か1人が売り上げを上げていると、「私もやらなきゃ」となるので、相乗効果が生まれています。

松原

個人的には店販が得意ですが、オッジ バイ ケンジ全体では購買率が低く、ロープレで練習を重ねることで、店販比率が約2倍になりました。

――コアミー導入後に変化したことは何ですか?

松原

オッジ バイ ケンジは若い客層が中心の店舗なので、やや高価だと感じるお客さまはいらっしゃいますが、買いやすい価格のお持ち帰りセットを購入して、コアミーの良さを感じて店販につながるケースが多いです。

齋藤

お持ち帰りセットはアシスタントにとっても売りやすいので、店販を提案する習慣づけにもなりますよね。

コアミーのお持ち帰りセット。髪質別に数種類あるので、 一度試して合わなくても次は別の種類を提案できる。

――コアミーが優れていると思うのはどんなところですか?

齋藤

種類も香りもたくさんあるので、お客さまにとって選ぶ楽しさが増え、マンネリ解消につながっています。

松原

セット面で商品一覧をシートでお見せするだけで、コアミーをやるやらないの選択肢ではなく、どの種類を選ぶかの段階になっていますよね。

齋藤

女性はたくさんある中から自分に合ったものを選びたい願望が強いので、シートを見ながら楽しそうにしている方が多いですし、同じ種類を使っているスタッフから使用感を説明することもあります。

目立つ「10%OFF」と、種類豊富であることが一目で分かるシート。コアミーの選べる楽しさは女性客を虜にする。

――継続して店販を活性化させる秘訣は何ですか?

佐藤

店販売上の高いスタイリストはお客さまからの信頼度も高いです。店販が売れることは自分たちにも大きなメリットがあるとスタッフに常に伝えています。

松原

店販に取り組む大切さをスタッフに朝礼で伝え続け、商品は視界に入るところに置き、提案意識を絶やさないようにしています

齋藤

常に意識するのは大事ですね。チーム制でお互い刺激し合うようにして、「店販で売り上げをつくる」というスタッフ間での空気づくりが重要です。ただ売るだけじゃなくて、商品知識や技術を身につけた上でお客さまに使って喜ばれることで、数字が上がる楽しさも生まれると思います。

総代表が考えるコアミー導入のメリット

YOU(ゆう)/(株) ケンジの直営店・横浜 エリア4店舗を管轄する総代表を務める。HAUS. +KENJEに勤務。

私が管轄する4店舗のうち3店舗にコアミーを導入することで、店舗間でのヘルプに入ったスタッフ同士が同じ認識、技術で話せる共通言語を持てるようになりました。

アシスタントの教育ツールになり、繁忙期の7月、12月の店販キャンペーンでは3店舗で「店販を売っていくぞ」という意識が高まり、大きなメリットになっていると感じています。

7月・12月に店販キャンペーン展開

予約券で次々と埋まっていく表をあえてフロントに貼り出し、顧客の気を引くのはもちろん、スタッフの店販へのモチベーションも上げている。
マキピピ
執筆者
マキピピ

ヘアデザインのこと、パーマ、データ分析が得意な全頭ブリーチ族。好きなことは海外旅行。苦手なことは貯金。

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