万博とともに大阪の底力を世界に発信 第10回アジアビューティエキスポ(PR)

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2025年6月に美容業界最大規模の見本市『アジアビューティエキスポ』が、今回はじめて大阪で開催する。菊地浩市大会会長は「OSAKA CALLING」をテーマに、大阪万博に合わせグローバルも視野に入れ準備を行なってきた。菊地会長と橋本健治実行委員長に開催経緯や新たな取り組みについて聞いた。

(内容は「NEXT LEADER」8月号からの抜粋)

(右)菊地浩市/第10回アジアビューティエキスポ 大会会長&全国美容用品商業協同組合連合会 理事長
(左)橋本健治/第10回アジアビューティエキスポ 実行委員長&全国美容用品商業協同組合連合会 副理事長

第10回&30年目の記念すべき節目に
初の大阪開催が決定!

今回から出展小間内での
美容商材の当日販売が可能に

今回、初の大阪開催となった経緯を教えてください

菊地浩市大会会長(以下:菊地会長):コロナ禍で行った前回大会を大阪の観光協会が視察に来ていたんです。そのときの盛り上がりを見て「大阪万博で一緒にやりませんか?」とオファーが入ったのが最初のきっかけです。

橋本健治実行委員長(以下:橋本委員長):当初は万博の本会場でという話だったのですが、入場券以外を販売できないなどのレギュレーションがあり、一旦は断念しました。ただ、翌春に再度観光協会から「関連イベントとしてやりませんか?」と打診があり、会場なども紹介してもらえるとのこと。万博と一緒に開催できる機会なんて最初で最後ですし、1年前倒しでもやる価値があるということで大阪開催が決まりました。

来場者はどの程度見込んでいますか?

菊地会長:初の大阪開催&会場のキャパが前回より2割ほど小さいので、全体で2万人を目標しています。ただインバウンド需要もあるので、海外からの来場者は6000~8000人と過去最多を見込んでいます。

橋本委員長:今回は本会場にタカラベルモントさんとミルボンさんが出展するので、動員の後方支援なども行っていきたいですね。

入場1日券も3300円とリーズナブルになりました。

橋本委員長:待望の大阪開催であり、すべての来場者にこのイベントを楽しんでいただきたいという想いから、入場券のみでヘアショーを観覧できるようにしました。

菊地会長:ステージは最大1000人収容の規模で2日間で30〜40ステージを予定しています。そのうち2〜3つは東アジアの海外チームが出演予定です。

橋本委員長:来場した美容師さんが海外や東京のサロンのステージを観て、何かしらのインスパイアを受けてもらえればと思っています。

さらに今回から出展小間内での物販が可能になりました。

橋本委員長:全美商連がやっているイベントなので、これまでは物販すると「どこの代理店の帳合にするのか?」といった諸問題が生じていたのですが、今はECでいつでもどこでも商品が買える時代。そんなのナンセンスじゃないですか?だから今回はそのタガを外すことにし、これから出展者さまと販売方法や販売価格などを決めていく予定です。

菊地会長:やはり実際に商品を購入できるというのは来場者にとってもうれしいことですからね。海外からのお客さまであればたくさん買っていきたいでしょうし、その場で試して実際に買えるというのは、美容師さんにとっても新たなメニューづくりにつながっていくはず。出展者さまにとっても、商品が売れることで利益が出て、それが少しでも出展料に還元できればと思っています。

OSAKA CALLINGに
秘められたメッセージ

その他に今回からの新たな取り組みはありますか?

橋本委員長:近年はありがたいことに出展者の方々の工夫もあり、来場者が体験できる小間がすごく増えてきています。もちろん情報は開示していますが、「見つけづらい」という声もあるので、会場のコンテンツと来場者のニーズをマッチングできるサービスをウェブ上でつくろうと考えています。

最後に読者にメッセージを。

橋本委員長:大阪の美容カルチャーというのは、経営的な仕組みづくりには非常に長けているのですが、技術やデザイン面においてはまだまだポテンシャルを秘めています。今回「OSAKA CALLING」と銘打ったのは、先日亡くなられたKBプランニングの桂良一代表のアイデア。エネルギーのあるセカンドシティ・大阪だからこそ、技術やデザインの独自性を世界にアピールしてほしいという我々の願いが隠されています。

菊地会長:初の大阪開催は今後の地方開催における試金石となります。ぜひ、多くの方に参加していただけたらと考えています。

「OSAKA CALLING」の引用元は英パンクバンド・ザ・クラッシュが1980年に発表した「LONDON CALLING」から。パンクロックとは異なる多様な音楽性が盛り込まれており、発売当初は批判されたが、既存のスタイルに囚われない独自な姿勢が支持され、名盤と評価されるようになった。

【概要】
第10回アジアビューティエキスポ(ABEX)

会期:2025年6月16日(月)、17日(火)
会場:インテックス大阪 4号館+5号館
主催:全国美容用品商業協同組合連合会
後援(予定):経済産業省、観光庁、大阪府・大阪市、公共社団法人2025年日本国際博覧会、全国中小企業団体中央会

チケット

入場1日券:前売3,300円、当日5,500円
GALA PARTY:前売44,000円

入場1日券で楽しめるコンテンツ

・UNIVERSAL STAGE
日本、そしてアジアのクリエイティブをけん引する人気ヘアデザイナーによるヘアショー
・EXHIBITION &SPECIAL SALE
400コマを超える国内外メーカーによる展示会。スペシャルな新商品・人気商品を販売
・SEMINAR
情報提供と学びの場

お問い合わせ先

第10回アジアビューティエキスポ運営事務局
info@asiabeautyexpo.jp

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執筆者
渡辺 淳司

「NEXT LEADER」編集長

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