三都杯ファイナリスト決まる

ガモウ関西(亀井 瞬代表取締役社長)は10月16日(月)、京都市左京区のみやこめっせ(京都市産業館)で三都杯を開催した。


デザインコンテストの中でも高難易度を誇り、腕に覚えのあるデザイナーが全国から集まる、注目度の高いコンテスト。今年は計4部門での審査。デザイナーズ部門は例年通り2ラウンド式で、基本的なベースカット力を見るためのスタイルフォトカット(フォトスタイルを見てウイッグでコピーカットする)とともに審査される。
また、今年からデザイナーズ賞(個人賞)は廃止し、16名の優秀賞を選ぶ方式に。うち、6名のファイナリストは2024年2月のファイナルに進む。

ウイッグ部門・デザイナーズ部門ともに共通競技テーマはWWD JAPANより最新コレクションの動向から落とし込まれたSENSUAL FEMININITY(センシュアルフェミニニティ)。身体の美しさや女性らしさを素直に讃えた、セクシーで官能的な女性像のもと、ヘルシーな肌見せや透け感、ボディーラインに沿うシルエット、ランジェリーの要素などがポイントに。

ウイッグデザイン部門はこうしたファッションに似合うヘアを提案し、デザイナーズ部門は上記のファッションも含めたトータルルックを競う。

冒頭、亀井社長は「参加者のみなさんは今日まで技術やデザインと真剣に向き合い、濃厚な時間をすごしてきたと思う。そんなプロセスを経てできたデザインがみなさんにとって、過去最高、自分史上最高のものになることを祈る」とエールを贈った。

審査員は内田聡一郎(LECO)、神谷 翼(SCREEN)、杉川友洋(SILEM)、KAAKO(こべや)、古城 隆(DADA CuBiC)【デザイナーズ部門・ウイッグデザイン部門】岩上晴美(kakimoto arms)【デザイナーズ部門・ウイッグデザイン部門スチューデント・デザイン部門】、そして前回のグランプリが次の審査員に加わる方式に。また、昨年のチャンピオン、濱崎 綾が【デザイナーズ部門】審査員に。

真剣に審査する杉川さん(SILEM)

スチューデント部門はデザイン部門の審査員は木下大輔(amanda)、野間祐樹(Authen.)、藤木豊和(Be fine)。スチューデントワインディング部門はGO(Be fine)、中山拓也(Horide)、松田隆太(ELLY LONDON)。

なお、受賞者は以下の通り。

デザイナーズ部門 ファイナリスト作品

菱田宏哉 (Befine)
氏川りの(niko hair)
貝原親佳(NABIGE)
田村真吾(ELLY LONDON)
テリ(CARTA)
菊地七瀬(Lewes)

※上記ファイナリスト6名は2024年に行われるファイナルに出場

デザイナーズ部門 優秀賞14名

宮田 晃佑(TONAI)
岩本奈津希(Jurrian-may)
門野日奈子(Befine)
山口春奈(ELLY LONDON)
中西倫子(ROJETTA)
福冨ミク(merci)
桒原千鶴(PITS)
森山貴之(JANE)

※上記ファイナリストを含め14名

デザイナーズ部門 ピープルズチョイス賞

橋本法古(ROJETTA)
岩本奈津希(Jurrian-may)

スタイルフォトカット優秀賞

山本莉奈(kaguyahime)
清原崇弘(KON)
永井啓之(TONAI)

ウイッグデザイン部門

1位赤松柚華(SUMI)
2位小谷桃(SUMI)
3位伊丹菜緒(HIKARIS)

ウイッグデザイン部門 入賞

岩坪詩織(mille)
西川綾音(kaguyahime)
望月健太(Hair design Campus)
阪野裕基(La Belleme by AK)
西浦晶(snob)
小山志保子(YAYKA)

ウイッグデザイン カラーデザイン賞

伊丹菜緒(HIKARIS)
麻田真琴(HIKARIS)

ウイッグデザイン WWD特別賞

岩坪詩織(mille)
小谷桃(SUMI)

スチューデント デザイン部門

1位/林 陽菜乃(関西美容専門学校)
2位五十嵐朱里(大阪モード学園)
3位森永陽菜(関西美容専門学校)

ステューデント ワインディング部門

1位/藤田 澪(京都理容美容専修学校)
2位/岩田一輝(愛知芸術高等専修学校)
3位/清水彩花(京都理容美容専修学校)