学生が実店舗でビジネス実践 産学協同プロジェクト
国際総合ビューティスト協会 セントラルビューティストカレッジ(日比谷美奈子代表理事)は、美容学生におけるキャリア教育を重視した産学協同プロジェクトをカリキュラムに導入した。
産学協同プロジェクトとは、シュワルツコフプロフェッショナル(ヘンケルジャパン株式会社)の協力のもと、美容学生が「プロモーショナルマーケティング」を学び、顧客導線に基づくPOP(ポイントオブパーチェス)を作成するというもの。
現代社会において、学生たちは学校で理論的な知識を得ることはできても、実社会での実践的な学びを得る機会が限られている状況だ。そのため、美容学校で国家資格を取得しても、美容師としての実践力不足で卒業後に長い下積みが求められる場合が多い。この課題を解決するために、学生に実社会で活躍する場を設けた。
プロジェクト期間は、美容室側が顧客の反応と売行きを記録し、実データを学生たちにフィードバック。机上の空論ではなく実際の「商売」を経験することで、卒業後の美容師キャリアにおいて大きなアドバンテージとなる。
また、在学中に美容学生たちの美容技術と実務スキルの経験値を飛躍的に向上させることで、プロの美容師としてのスタートラインを高め、業界のイノベーションや卒業後のミスマッチを防ぐ効果も期待できる。
【プロジェクト概要】
◆ 名称:産学協同美容人材キャリア教育プロジェクト
◆ 場所:ビューティマルシェミンナノららぽーと愛知東郷店(愛知県愛知郡東郷町東郷中央土地区画整理事業62 街区ららぽーと愛知東郷店3F(店舗℡0561-56-0676)
◆ 日時:2023 年9月16 日(土)~10 月31 日(火)営業時間:10:00 00~21:00
◆ 内容:美容学生考案の商品POPを売場内にて展示・使用