デジタルサロン協会 西村経産相とインド視察
世界で最も可能性のある国と言われているインドを視察するため、インド経済視察団が7月18日〜21日、西村康稔経済産業大臣とともにスタートアップビジネス代表団としてインドを訪問した。
視察団のメンバーは山際大志郎衆議院議員(前経済再生大臣)、同行企業20社、JETROなど約30名。SHOWROOM株式会社 代表取締役社長 前田裕二氏や株式会社幻冬舎 編集者 箕輪厚介氏も名を連ねる中、美容業界からは一般社団法人デジタルサロン協会 事務局長 森越道大氏がインド視察に参加した。
インド視察中にJETRO(日本貿易振興機構)、NEDO(国立研究開発法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構)、FICCI(インド商工会議所連合会)、TERI(インドエネルギー資源研究所)が共催した「日印ディープテック及びクリーンエネルギーセミナー」では、西村康稔経済産業相が「日印産業共創イニシアティブ」を発表。
「イノベーションによる未来産業の創出」「既存産業の進化」「アフリカ等の新市場への展開」を柱に、日本とインドの企業の連携により研究開発の推進を目指すことが提言された。
デジタルサロン協会のインド視察の目的は、インド工科大学とのAIをはじめとする新テクノロージーの共同研究。インド工科大学デリー校の視察では、モビリティ、AI、ヘルスケアなどのテーマでプレゼンテーションが行われた。
日本の自動車メーカー・スズキのインドにおける乗用車生産販売子会社であるマルチ・スズキ・インディアの視察では、営業マンをメタバース化して自動車を販売している同社のマルチ・スズキ MAIL(Mobility and Automobile Innovation Lab)を視察した。
インド視察中の会食会では、森越道大事務局長が西村康稔経済産業大臣、山際大志郎衆議院議員をはじめとする議員やJETROに向け、美容業界の課題やデジタルサロン協会の目指すビジョンをプレゼン。これからの美容業界のあるべき形を政界に広めた。