「マジコ」がサマーパーティーで戦略発表 2030年に年商40億円・500人規模へ

東京・下北沢を中心にヘアサロンを展開するマジコ(Magico)が8月19日、今期の戦略発表を「マジコサマーパーティー2025(Magico Summer Party 2025)」にて行った。都内の会場には美容メーカー、ディーラーなど業界関係者約60名と、同社スタッフ約150名が集結。

上原潤一郎代表

 上原潤一郎代表は、「『推し休暇』を設けるなど労働環境の整備や、教育のDX化を実現できた」と昨年を振り返り、2030年に向けて年商40億円・500人雇用をめざすと発表した。

 今期のテーマは“凡事徹底”。「デジタルが発達し、さまざまなことがオンライン上で完結する現代はリアルなコミュニケーションが不足しがち。だからこそ当たり前のことを徹底できる人材が輝く。お客さまだって、とびきりの笑顔で元気に挨拶してもらえるだけでうれしい」と意図を語った。

 また横浜や川崎など神奈川エリアの出店が成功し、今後も進出を計画している。2026年1月には福岡県への出店も予定し各地方都市のニーズに合った店舗展開を見据える。さらに、アイラッシュやアイブロウを専攻する美容学生の増加を意識し、アイ事業の拡大も計画中だ。

 11月に創業20年目を迎えるマジコ。働きやすさと遊び心のある取り組みを武器に、今後も軽快に歩みを進める。