新人238名によるシャンプーコンテスト “技術の原点”で火花

アッシュは6月3日、1年目のアシスタントのみが参加する「第20回シャンプーコンテスト決勝戦」を開催した。自由参加のコンテストで、今年はアッシュ史上過去最多の238名が参加した。
美容室チェーン「アッシュ(Ash)」が6月3日、社内行事として定着した「第20回シャンプーコンテスト」の決勝戦を行った。美容師1年目の238名がエントリーし、過去最多の規模に。全社から店舗スタッフが応援に駆けつける体育祭さながらの熱量のなか、技術・接客・所作の総合力でナンバーワンを競った。

この社内コンテストは、新人美容師がまず最初に学ぶ“シャンプー”という基礎技術に真剣に向き合う機会として2004年にスタート。アシスタント期間の最初の目標として位置づけられ、スタッフ間の技術継承やチームの一体感づくりにもつながっている。決勝戦に出場するには店舗予選・グループ予選を勝ち抜く必要があり、審査は本社スタッフが担当。1位から8位の入賞者には賞金とともに「シャンプーマイスター」の称号が贈られる。

第20回大会で優勝した前川乙百合さんは大会後に「他店舗の同期との繋がりが増えたり、同級生と一緒に決勝に行けたことが楽しかった。先輩の視点からのアドバイスを活かして、自分の接客に自信が持てるようになった」と語った。会場では、推し美容師の名前入りうちわやTシャツが飛び交い、店舗の垣根を超えた応援も印象的だった。
第20回シャンプーコンテスト入賞者

優勝
前川乙百合(十日市場店)
準優勝
木村真緒(鶴ヶ峰2号店)
入賞
本田智菜(二子玉川店)
石川碧音維(行徳店)
髙原茅代(亀戸店)
染谷玲花(新子安店)
宮野 莉菜(志木南口店)
掛川ふみ(高幡不動店)