約20年分のKHAの過去作品 約80点が京都に集結

ガモウ関西は4月30日から5月11日まで、KANSAI HAIRDRESSING AWARDS(以下、KHA)の約80点に及ぶ過去作品の写真展を、同社スタジオのアナザープレイス京都(another place KYOTO)で開催している。
同展は、毎年春に行われる国内外のアーティストが参加する「キョウトグラフィー(KYOTO GRAPHIE)」の企画の一環として、「KG+」という公募型の写真祭に参加している。京都市内の寺院や京都を象徴する名所が会場となっており、観光しながらアートに触れる国際的な写真祭だ。
「美容師にとってアートとは?」というテーマを掲げ、過去20年分のKHAに出場したファイナリストと受賞者の作品を展示する。会期中は、美容師に限らず誰でも観覧が可能となっており、来場者は普段のサロンワークで見られないクリエイションや、ヘアトレンドの変遷を感じられる。
そして、新たな試みとして作品の販売も行っており、デジタルデータ上の所有証明とされるNFT形式を採用した。これは、以前より問題となっていた作品盗用への対策でもあり、観光客も多い京都で海外へのアプローチも期待できる。

発案は、同社の亀井 瞬社長で以前から抱いていた構想により実現した形。「出していただいた作品が業界内に留まったまま風化させるのはもったいない。今回の機会は美容師のクリエイションを世間に向けて発信する良い機会です」来年も開催を予定しているそうだ。
会期は残すところ後1日。
期間:2025年4月30日-5月11日
時間:11:00-18:00
料金:無料
場所:another place KYOTO
住所:京都府京都市下京区釘隠町248-1