クオレ 今年の指針は「行動改革」

スキンケア、ヘアケア、メイクなどの化粧品メーカー・クオレ株式会社(木下英司社長)は3月6日〜7日、ホテルオークラ京都(京都府京都市)にて150名を集めてクオレイノベーションサミットを開催した。

初日の冒頭、木下社長は「1968 年に全国合同ゼミナール開催以来(2003年からはグランドフォーラムと改称)、毎年イベントを実施してきたがコロナ禍で3年半ぶりの開催となった。気持ちも新たに『イノベーションフォーラム』として皆様をお迎えできて嬉しい。いみじくも本日3月6日は『啓蟄(けいちつ)』で冬籠りしていた虫が活動を始める日。皆さんがかつてのように活動的な日々をお過ごしになるきっかけにしたい」と挨拶した。

木下英司社長

ヴィキア販売キャンペーン表彰式
プロダクティヴィティ部門表彰式
トータル部門表彰式

表彰式後は福崎剛史第一営業グループゼネラルマネージャーが今年の同社方針を発表した。
それによると「意識改革から行動改革」を指針とし、コロナ禍で制限された臨店講習やセミナー活動などをコロナ以前に戻すとのこと。9月にはコンテスト・メイクアップステージの開催も発表。コロナ禍で足踏みせざるをえなかった時間を行動力で挽回していく、と意気込みを表明した。

今年は6月に投入する同社初の健康食品「海活潤」など、マーケットを拡大、深掘りするラインナップを揃えてサロン売上アップへ貢献し、同社のスローガンである共存共栄をめざす。

スクリーンを撮影

また、2日目には医師(内科・皮膚科)の友利 新 さんを講師に「医師がすすめる美容習慣」と題して講演を行い、イベントは盛況裡に幕を閉じた。

会場入口には昨年3月に死去した木下武英会長のお別れの会で使用した思い出の写真を展示