中野製薬は6月25日、「BEAUTY IS ART 2024」をTFTホールにて開催した。会場に集まった330名と、ライブ配信の視聴者880名に対して、マーケティング思考を身につけるマネジメントセミナーと5サロンによるヘアショーを行った。なお、今回初めて韓国と台湾からも参加があった。
同イベントは2021年にスタートし今回で3回目となる。冒頭で中野孝哉社長は「“美容師の可能性を最大化させる”をテーマに、感性、スキル、考え方を学んでもらいたいという思いで企画した」と挨拶。この言葉通り、マーケティングとクリエイションの、これからの時代に重要な2つの要素に焦点を当てたコンテンツが用意された。
マネジメントセミナー
マーケティングスキル習得が目的のセミナーで講師を務めたのは、FinTの大槻祐依代表とNEXTのクマCMO。
大槻代表は商品やサービスを利用する意思決定プロセスの変化と、ソーシャルメディア時代に必要なマーケティングの本質を解説。実例を用いて「誰に(Who)ー何を(What)ーどうやって(How)」のフレームワークに基づいたマーケティング施策を紹介した。
美容師の経歴を持つクマCMOは、大槻代表の施策をより現場で使える実践的な戦略に落とし込んだ。集客に効果的なSNS戦略を仮説の構築からリサーチ、検証という3ステップに分け具体的に説明した。
ヘアショー
CREATION of EXPRESSION “表現の創造”
「既成概念を打ち破る革新的なアイデアと、創造力で新たな可能性を探求する」をコンセプトに、ゼル(ZELE)、ベレーザ(Beleza)、ウネ/ホウネ(une/HOUNE)、ノラ(NORA)、ペレ(PELE)の5サロンがテーマカラーを取り入れたステージを披露。徹頭徹尾、技術披露に心血を注いだゼルのステージから、サロンの世界観をステージ全体で表現したウネ/ホウネ。RYUSEI代表の高速カットシーンを組み込んだペレなど、各サロン各様のステージで観客を魅了した。
ヘアショーギャラリー
松田悠椰(ZELE越谷レイクタウン)
佐藤拓馬(ZELE上尾)
吉田夏美(ZELE中延)
水谷祐基(Beleza Shibuya)
石原彩江(Beleza Harajuku)
ミナト(BINGO HAIR WORKS by BELEZA)
英香(une/HOUNE)
渡邊なつき(une/HOUNE)
加藤 秀(une/HOUNE)
RYO(NORA SHIBUYA)
木原芽衣(NORA SHIBUYA)
望月アラメイ(NORA KICHIJOJI)
石山百花(NORA HAIR SALON)
RYUSEI(PELE)
山田京介(PELE)
juri(PELE)
ヘーケ(PELE)