「ファイバープレックス」にハイダメージ用ホームケア登場 資生堂プロの知見を融合 

 シュワルツコフ プロフェッショナルの「ファイバープレックス(FIBREPLEX)」は6月21日、ハイダメージヘア用のホームケア『ボンド シャンプー(250mL 3300円)』と『ボンド トリートメント(250g 3960円)』2種を発売する。

 同製品には2022年にヘンケルグループ(シュワルツコフ プロフェッショナルの親会社)に加わった、資生堂プロフェッショナルが持つヘアケアの知見を初めて融合した。開発はヘンケルグループが4億円以上を投じた研究施設「ジャパンイノベーションハブ(J-beauty innovation hub)」が行い、今回がそのファーストプロダクトにあたる。

 ファイバープレックスに代表される、髪の内部構造を強化し損傷を防ぐ「ファイバーボンドテクノロジー」を搭載し、ブリーチやヘアカラーなどのケミカル施術で受けたダメージに効果的に働きかける。継続して使用することで、配合した「SPモイスチャライジングコンプレックス」が内部から髪の保水をうながし、ダメージの進行から髪を守る。

 今年2月に行われた中長期戦略発表会でも、ピーター・リグビー日本事業代表(当時)は2社のシナジーの重要性を強調していた。カラーとヘアケアという今のサロン経営に欠かせない2つの武器を掛け合わせ、シェアを拡大する狙いだ。

中長期戦略発表会、ジャパンイノベーションハブの詳細は以下記事にて