アジュバンコスメ 2024年の「美育」は健康がキーワード
株式会社アジュバンコスメジャパン(中村 豊会長兼社長)は1月22日、全国の代理店に向けた「2024年度ADJUVANT政策発表会」をオンライン開催した。
「すべては代理店・サロン繁栄のため」という事業方針を掲げ、美容室での製品販売を続けている同社。新年度の事業戦略は「教育と販売(リアル・EC)の連動」で、その背景は「教育と販売の連動を重要視」。EC販売の基軸はあくまでもリアル店舗であり、サロンECの顧客最大メリットは利便性にあると定義。
リアル店舗で「見る」「体験できる」体制を整え、ECのメリットである“検討できる時間”を創出し、シーズン毎に付加価値が変化する商品を状況に合わせて提案できる能力をサロン全体で養うことを目指す。
そして同社が永年提唱している「美育」。2024年のテーマは「キレイに見せることよりも、キレイでい続けることよりも、健康的に居続けることを大切に」で、具体的な活動としてサロンに“マニュアルからの脱却”を支援。
店販メーカーだからできるコミュニケーション=傾聴力・思考力・伝える力の育成や、リピートがある美容室の顧客との関わり方・その先にある個の強みを、「カウンセリングセミナー」「ロープレ検定」を以下のように拡張展開し更なる充実を図る。
・コスメセミナー/ヘアケアセミナーをオンデマンド化
・年8回の共通知識テストを毎月開催に
・カウンセリングセミナーの講習日を隔月開催に
2024年の新製品計画としては、新スキンケアブランド「TOUQU to tone/トーク・トゥー・トーン」を4月2日に、新たな概念の美容液「MELECT/ミレクト」を10月に発売する予定だ。