メラニンとは?【美容師のための業界用語集】
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メラニンについて
メラニンとは、毛髪、肌、および瞳の色を制御する色素で、紫外線から細胞を保護する役割も持っている。皮膚のメラニン量が多いと肌は黒く見え、日焼けは一時的にメラニンによる細胞保護の反応である。髪の色もメラニンの種類と量に依存し、メラニンが少ない髪は白く見える。
メラニンは真メラニン(ユウメラニン)と亜メラニン(フェオメラニン)に分かれ、メラニンは髪の成分中に約4.5%以下しか含まれておらず、ブリーチなどによって壊れることで、髪の色が変わる。
白髪になるのはメラノサイトの働きが低下して、メラニン色素が生成されなくなるためで、メラノサイトが低下する要因として、加齢、遺伝、ストレス、薬の副作用などがある。