低温デジタルパーマとは?【美容師のための業界用語集】
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低温デジタルパーマについて
通常のデジタルパーマは約70度の熱と特殊な薬剤を使用してカールを作り出すのに対し、低温デジタルパーマは約50度の低温で、よりマイルドな薬剤を使用し、髪にカールを作る。
低温デジタルパーマは髪へのダメージが少なく、低い温度と短い施術時間により、髪の内部からの水分損失や熱変性が最小限に抑えられる。一方、低温デジタルパーマの仕上がりは通常のデジタルパーマよりも緩やかで、スタイリング時に自分でカールを作るのが難しいことがある。
また、低温デジタルパーマより通常のデジタルパーマの方がカールの形状がしっかりと髪に記憶されているため、ドライヤーを使って簡単にふんわりとしたカールを再現しやすい。また、低温デジタルパーマは薬剤がマイルドであるため、直毛やパーマ経験のない場合にはかかりにくいこともある。