ねじりパーマとは?【美容師のための業界用語集】
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ねじりパーマについて
「ねじりパーマ」は、実際にパーマをかけずに、髪をねじってパーマ風のヘアスタイルを作る方法のこと。貧乏パーマとも呼ばれ、パーマをかける余裕のない人やコテでの巻き髪が苦手な人、朝のスタイリングが手間だと感じる人に支持されている。
通常のパーマと比較して、髪へのダメージが少なく、費用もかからないのが特徴である。他にも、就寝中に三つ編みにしておいて、朝にほぐす方法もあるが、力加減や髪質によってはうまくいかないこともある。
ねじりパーマでは、お風呂上がりに髪の根元をしっかり乾かし、毛先を半乾きにしておく。次に髪をセクションに分けて、各毛束を強くねじる。ねじり具合によってウェーブの強さを調整でき、ねじったまま毛束を根元に持っていき、ヘアゴムで留めて寝ると、朝にはコテで巻いたかのようなウェーブが完成する。ウェーブの強さは、毛束の数を調整することで自在に変えることができる。