デッドゾーンとは?【美容師のための業界用語集】
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デッドゾーンについて
デッドゾーンは耳の後ろや襟足の部分で、髪の動きが表面に出にくい箇所を指す。襟足部分は一般的に「ネープ」とも呼ばれ、メンズのスタイルでは短いショートネープスタイルが人気であるが、デッドゾーンである襟足は、髪質によってはハネやくせが出ることがあり、ワックスなどを使用して制御することができる。
また、襟足を生かした髪型としては、ウルフカットがあり、これは襟足を長いままにして、毛先に段差を付けるスタイルで、首のラインに美しい髪の流れを生かすことができる。また、特に女性は、えりあしの産毛を脱毛するなど、襟足をすっきりさせることで、首長効果もある。