空気感とは?【美容師のための業界用語集】
211
空気感について
「空気感」とは、美容用語で使われる言葉で、エアリー感とも呼ばれ、ヘアスタイルの雰囲気や質感を表現するために用いられる。髪の毛と髪の毛の間に意図的に隙間を作ることで、軽やかでふんわりとした印象を持つヘアスタイルとなる。
「空気感」を出すためには、カット、パーマ、セットなどの技術を駆使し、カットでは、スキバサミやシャギー、レイヤーの技法を使用して、髪型の中に空気を含んでおける空間を作り出す。
パーマやカールを使って空気感を演出する際には、太めのロットで緩く巻き、スタイリング剤を用いる際には、柔らかいワックスを髪の内側から付けて、優しく持ち上げるように揉み込む。
ヘアカラーとの相性も考慮し、透け感のあるヘアカラーを試すことで、より透明感のある雰囲気を演出できる。空気感のあるヘアスタイルは、柔らかい印象を与え、女性には可愛らしさとお洒落さを、男性にはナチュラルな好印象を与える。