クロスチェックとは【美容師のための業界用語集】
211
クロスチェックについて
クロスチェックは、髪のカットにおけるチェックの一種であり、切り口と交差するように確認し、切り残した髪の毛や不揃いなラインを整えるための技術のこと。
この方法を用いることで、柔らかなカットラインを実現することが可能である。しかし、レザーカットやブラントカットなど、髪を濡らした状態で行う際には、髪の水分量が重要であり、仕上がりのディテールに乱れが生じることがあるため、チェックカットは特に重要となる。
髪に湿気が含まれないように確実に行うために、事前に髪を十分にドライヤーで乾かす必要がある。また、横方向にカットした場合は縦方向に、縦方向にカットした場合は横方向にチェックカットを行うことで、切り口が目立たない自然な仕上がりを実現できる。