キャピキシルとは?【美容師のための業界用語集】
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キャピキシルについて
キャピキシルは、育毛成分の一種で、発毛効果が高く、ミノキシジルと比べて3倍の効果があると言われている。この成分は、カナダの化粧品開発会社であるLUGAS MEYER COSMETICS社によって開発された。キャピキシルの主要成分はアカツメクサ花エキスとアセチルテトラペプチド-3であり、ビオカニンAという成分が男性型脱毛症の原因物質を抑制し、アセチルテトラペプチド-3が毛包の働きを維持する。これにより、キャピキシルは毛が抜け落ちるのを防ぎ、育毛を促進する。
特に男性型脱毛症の患者において、キャピキシルは頭皮の免疫異常を正常化する効果も実証されており、薄毛の改善が期待される。アカツメクサ花エキス単体でも免疫正常化効果があるが、キャピキシルはその効果を強化し、他の成分との相乗効果も示している。
また、キャピキシルは一般的に発毛効果が高いとされる他の育毛成分と比べて副作用の心配が少ないとされる。