後ろ下がりとは?【美容師のための業界用語集】
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後ろ下がりについて
後ろ下がりとは、後頭部側から見たときに、えり足から下の部分の髪がU字やV字のラインを描くスタイルを指す。このスタイルはオンザベースやオーバーダイレクションといったテクニックを用いて、後部のパネルを引き出し、グラデーションカットなどを組み合わせて柔らかい印象を演出することができる。
後ろ下がりスタイルは幅広い年齢層に対応でき、代表的な例としてはマニッシュボブやグラデーションボブが挙げられる。これらのスタイルには、前上がりや前下がり、斜めバング、カール、カラーなどの要素を組み合わせて個性を加えることができ、小顔効果や髪のボリューム調節、洗練さの追加など、多彩な表現が可能となる。
ただし、後ろ下がりスタイルは髪のボリュームに影響されやすいため、定期的なカットとケアが必要である。