インナーセニングとは?【美容師のための業界用語集】

インナーセニングとは?【美容師のための業界用語集】

211

インナーセニングについて

インナーセニングは、髪をすいて量を調整する美容のテクニックの一つ。

この手法では、髪を縦に引き出し、毛先から地肌に向かってセニングシザーを使って内側だけをすいていく方法が使われる。通常、上部の髪を深く(根元に近い方まで)すいて、下に行くに従って浅くすくことが多く、これをインナーレイヤーと呼び、逆に上部を浅く、下部を深くセニングする方法はインナーグラデーションと呼ばれ、より重みのある髪型を作り出すことができる。これらのテクニックを組み合わせて髪をセニングすることもある。

インナーセニングの方法には、髪の上部にインナーグラデーションを入れ、下部にインナーレイヤーを入れることで、ハチから耳までの部分をふんわりとした印象にし、下部を丸い形にする方法などがある。

逆に上部をインナーレイヤーに、下部をインナーグラデーションにすると、ハチから上はすっきりとし、下部は内巻きになりやすい髪型に仕上げることができる。

ボブログ編集部
執筆者
ボブログ編集部

成長し続ける美容師のための髪書房ウェブメディア『ボブログ』。これまでにないスピードで変革する時代に必要な情報【パラダイムシフトの芽】をいち早く見つけ、掘り下げ、新しい常識を提案します。

Prev

Next