アルカリ性カラーとは 【美容師のための業界用語集】
211
アルカリ性カラーについて
アルカリ性カラーとは、毛髪に色味を入れる為に、アルカリが含まれたカラー剤を指す。通常1剤にアルカリ、2剤に過酸化水素が配合されており、混ぜることで脱色や染める作用が生まれる。
サロンで使われているカラーリング剤やドラッグストアで売られているヘアカラーのほとんどがアルカリ性カラーであり、カラー剤にはこの他に、弱アルカリ性カラー、酸性カラー、ヘアマニキュア、ヘナカラーなどがある。
アルカリ性カラーの特徴として、
・発色がいい
アルカリ性カラーは、髪の毛の内部にあるメラニン色素を脱色し、染料を定着させるため、発色が良い。
・色の幅が広い
アルカリ性カラーは、さまざまな色味の染料が用意されているため、さまざまな色に染めることができる。
・比較的ダメージが大きい
アルカリ性カラーは、髪の毛の内部にあるキューティクルを開き、染料を定着させるため、ダメージが大きい。