それが実は違うんですよ。

ここは2019年10月にオープンしたんですが、オーナーのこだわりを詰め込んだ内装にしたところお客さまに『韓国風でかわいい！』と言われて。

その一言から『韓国ヘア専門店にしよう！』ということになったんです。

はい、オーナーと相談しながらつくっています。

私はコロナ前は年に10回以上渡韓するほどの韓国好きで。

韓国の最新情報を常にリサーチして、メニューに反映しています。

”韓国風”ヘアになれる美容室はあっても、”韓国ヘア”そのものを打ち出しているところはあまりないので、差別化できています。

新規のお客さまはgoogle検索から多く来てくれます。

韓国の美容師さんの友人がいるので情報交換しています。

SNSで気になったスタイルを「これどうやってるの？」と聞いたり。

私はECCアーティスト美容専門学校に通っていたのですが、海外との交流が多くて、その時に友達になった子と交流が続いていて。

Instagramで韓国のタレントが通うサロンをフォローしてチェックしたりもします。

私が思うに、韓国のヘアはボリュームが大事。

ロングのワンレングスだと、日本ではアウトラインが丸くなっていることが多いと思いますが、ぷつっと直線だと韓国っぽくなります。

また、巻き方にも特徴が。「ヨシンモリ」という巻き方が有名ですが、トップはマジックカーラーで立たせてボリュームを出し、サイドに大きくカールがかかるシルエットが韓国風です。

日本だと毛先にボリュームを出したり、細く巻くことが多いイメージですが、韓国風は大きいカールが特徴です。

韓国では恋愛に限らず仕事などでも見た目で判断されることが多いみたいで。

だから顔や髪型にかける熱量が高いのかなと思います。

ドリンクにはこだわっています！

カフェラテのコーヒーは豆から挽いて、氷もコーヒーでできてるから溶けても薄くならないんです。抹茶ミルクなどもあって、グラデーションになってるんですよ♪カフェみたいに感じてほしくて。

それを狙っています！　SNSにアップしたくなるような仕組みです。

オーナーのチャレンジ精神がすごいというか、１つ１つの決断が振り切ってるんですよね。

このお店が韓国ヘア専門店になったのもそうですが、「これで行ってみよう！」という鶴の一声でどんどん新しいことに挑戦できるから楽しいです。

たくさんの美容室の中から、お客さまの心に刺さる戦略になっているかと思います。

コロナで海外に行けなくて辛いですが、その分日本でも韓国のヘアデザインを届ける場として頑張っていきます！