リアルスタイル部門新設　挑め！WELLA TRENDVISION award 2023

極める

リアルスタイル部門新設　挑め！WELLA TRENDVISION award 2023

2023.5.12UP! 211

クリエイティビティ溢れる美容師がしのぎを削る世界最大級のヘアデザインコンテストが今年もスタート！　新部門の登場で、挑戦の幅がぐっと広がる！

今年のTVAの鍵は「成長とつながり」

ウエラトレンドビジョンアワード（TVA）が、今年も始まった！　

ハイレベルなデザインを競う場として毎年注目を集める、世界最大級のヘアデザインコンテスト。今年は〝Discover Yourself, Connect Yourself そして、あなたと世界を変える。〞をコンセプトに、成長とつながりの場を提供します。

TVAには毎年クリエイティビティ溢れる作品が集まる一方、「自分にはハードルが高い」と感じる人も多かったよう。そこで、今年は若手美容師もより気軽にチャレンジできる部門を新設。「リアルスタイルアワード」という名の通り、サロンワークをベースに、日常に溶け込んだヘアスタイルを競います。

そして今年はNYLON JAPANとコラボして展開！フォト審査通過者には11月7日（火）開催のTHE FINALの前にステージサポートとして、トータルルックでの表現力を学ぶ場も用意されているとか。

もちろん従来のTVAと変わらず最先端のクリエイティビティを競う「クリエイティブアワード」も継続。さらに、今年は審査員から直接フィードバックを受ける機会や、競技者同士の交流の場もあり、期待が膨らみます。

「自分にはムリ」なんて不安は一切不要！フォト審査の応募〆切は5月31日（水）。TVAに挑戦して、新たな扉を開きましょう！

アンダー30の受賞者にインタビュー！

今年は「リアルスタイルアワード」の新設によって、さらに若手美容師も挑戦しやすくなったトレンドビジョンアワード。それでは、若くしてコンテストに挑む意義とは？　

昨年まで設定されていた30歳以下のスタイリストで最も素晴らしい作品をつくった人に送られるフューチャースターアワード※２０2２年度受賞者に、チャレンジの軌跡とその思いを聞きました。

※ 30 歳未満を対象にしたアワード。2023 年度にはこの部門はなくなります。

CREATIVE VISION AWARD
森田大樹さん［PEEK-A-BOO銀座中央通り店］

Q.ウエラトレンドビジョンアワードに出て得たものは？

A. 美容師としての“筋力”が上がった

「美容師ってめちゃくちゃカッコいい。自分もそっち側に行きたい！」

美容学生の時、ウエラトレンドビジョンアワードの煌びやかなステージを目の当たりにして、衝撃を受けたんです。人数の多さや規模感だけじゃなくて、会場や出てる人たちのテンション、並んでいるデザイン、全てが刺激的で。しかもそのときのヘアショーに登場したのが川島文夫先生！いつか必ずこの大舞台に立ってやる！と自分に誓ったのは今でも覚えてます。

初めてエントリーしたのは２０２１年。その時は受賞叶わず、悔しい思いをしました。リベンジで昨年再挑戦。前回つくったスタイルやアイデアはすべて捨てて、ゼロイチでチャレンジしたんです。

というのも、僕の中では表現の枠にとらわれすぎず、美容師のクリエイティビティを純粋に評価してもらえるコンテストって思ってて。なので、デザインでも何か新しい挑戦をしたい。そこで「ミニマムな中で一番いいバランスはどこか」をテーマにデッサンをつくってウイッグを切り、当日までにデザイン構成をブラッシュアップしていきました。

考え抜いて自分と向き合ったから、「フューチャースターアワード」を受賞できたのは本当に嬉しかったですね。僕は入社１年目からずっとコンテストに出てるんです。楽しいからというのもあるけど、目標があって。それはＰＥＥＫｰＡｰＢＯＯのアートディレクターになってＪＨＡを獲ること。道のりは長いけど、階段を登れている実感はあります。

コンテストって想像力や技術、そして人間力など美容師としての「筋力」が確実につく。成長できるので絶対に出た方がいいと断言します。今年はよりサロンワークに寄った「リアルスタイルアワード」が新設されます。今まで攻めたデザインが多かったので挑戦しやすくなったし、若手にとっては絶好のチャンスの場。実は僕もエントリーします（笑）。

どんなスタイルが出てくるのかすごく楽しみだし、モチベーションの高い美容師の仲間たちと一緒に戦いたい。でも、やっぱり勝ちたいですね！

もりたひろき／ 1993 年12 月28 日生まれ。埼玉県出身。国際文化理容美容専門学校出身。2015 年にPEEK-A-BOO 入社。2018 年のスタイリストデビュー以降、数多くのコンテストにチャレンジし、実績を残す。現在銀座中央通り店でシニアスタイリストとして活躍中。

TREND COLOR AWARD
砂本鈴音［Emma 0l］

Q.ウエラトレンドビジョンアワードに出て得たものは？

A. 自分の成長。向上心をブーストさせた

元々は撮影や作品づくりなんて縁がなかったんです。オーナーの木村やLegareがその界隈で有名だってことすら知らずに入社したくらい（笑）。でも、普段から撮影のアシスタントに連れて行ってもらい、作品づくりにたくさん触れていくうちに「自分もカッコいいものをつくってみたい」と思うようになったんです。撮影やコンテストに参加するのは自然の成り行きでした。

その意味では環境に感謝ですね。クリエーションをやり続けている人たちって、向上心がすごくてデザインの幅がある。木村の周りにいる人たちを見てきて思うんです。なので、私の中でクリエーションをやめる＝自分の成長にストップをかけること。賞を獲れて報われるときもあるし、悔しい思いをするときもいっぱいあるけれど、その繰り返しが人を成長させるんだと思っています。

その意味では、昨年「フューチャースターアワード」を受賞できたのは、今までやってきたことが間違いなかったんだと思えて、すごく嬉しかったです。撮影仲間たちからＤＭがたくさんくるなど賞の影響の大きさも実感しましたね。今見返すと、フロントのシルバー部分をもっとライン出せばよかったかな、とか反省は尽きないんですけど、当日は途中から「これはいける！」と確信しながらつくりました。めちゃくちゃ緊張したけれど楽しかった！

コンテストだと自分の表現したいことを主語にできる。自分が今、どのくらいのレベルなのか確認できるのもいいところだと思います。受賞後、モデルさんが髪型を気に入ってくれたのもすごく嬉しかった。

私は普段からブリーチやデザインカラーをすることが多いんです。それを活かせると昨年チャレンジしましたが、今年新設の「リアルスタイルアワード」はよりサロンワークの腕試しができますよね。街を歩ける、けれどもデザイン性は高い瀬戸際で勝負したい。私ももちろん出るつもり。「クリエイティブアワード」とＷでエントリーできるんですか？　だったら両方出たいです（笑）。

すなもとれおん／ 1996 年9 月3 日生まれ。広島県出身。マインドビューティカレッジ通信課卒業。2014 年にクリエーションに注力する木村重成氏が代表を務める広島市のLegare に入社。現在は別ブランドであるEmma 0l（エマイー）の店長を務める。

2部門で開催！どっちに挑戦する？

今年新設される「REAL STYLE AWARD」と、引き続き設けられる「CREATIVE AWARD」。あなたはどちらにチャレンジしますか？

REAL STYLE AWARD　リアルトレンドを創る。

今のトレンドを捉え、旬でリアルなスタイルを追求した作品。街を華やかに彩り、人々を魅了するトレンドスタイル。カラーテクニックとトレンド表現力が審査ポイント。

POINT：NYLON JAPANによる進出者サポートコンテンツ

審査はフォト審査と、THE FINAL でのステージ審査の2 回。フォト審査通過者は、9 月にクリエイターズミーティングというサポートコンテンツを受けられる。NYLON JAPAN による個別ミーティングでステージをバックアップしてもらえるから、コンテスト初心者も安心！トータルルックでの表現力を学ぶ場にもなる。