〈SKILL〉と共同開発 「レザインクリーム」がダウンパーマに新たな一石を投じる

〈SKILL〉と共同開発 「レザインクリーム」がダウンパーマに新たな一石を投じる

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「日本人男性の大半がいわゆる絶壁で、ハチが張っていますよね」

こう語るのは、福岡県のメンズサロン「SKILL(スキル)」を展開する河野雅昭代表。日頃から日本人男性の骨格を意識して技術教育を行っているという同サロンが昨年、deartechとダウンパーマクリーム「レザインクリーム」を共同開発した。

「ダウンパーマは韓国発祥の技術で、サイドやえり足の浮きグセを根元から押さえることでシルエットを良く見せます。ですが、国内では専門の薬剤の流通が少なく、縮毛矯正剤や高コストな薬剤でまかなっていたのが実情でした」

髪のクセを伸ばすはずの縮毛矯正剤を根元に塗布していたため、当然頭皮トラブルが起こるケースは多かった。需要はあるのに適切な薬剤がない・・・。レザインクリームはそんなもどかしさを解決する。

施術プロセス

前髪の根元を立ち上げる「スポットパーマ」にも応用できる。
プロセス動画
サイドやえり足のボリュームを抑えるダウンパーマだが、国内では専用薬剤の流通が少なく、縮毛矯正剤で施術するケースも多いのが現状。昨年発売されたダウンパーマクリーム「レザインクリーム」は、頭皮に付着してもダメージにつながりにくく、程よい粘性と、少ない工程で施術できるのが特長。

「地肌に付着しても負担を抑えられるように、50名のモデルテスト後、2カ月間経過をチェック。それほど成分にはこだわりました。クリーム状のテクスチャーなので操作性が良く、ニオイも気にならない設計で、スタッフからは早く導入してと急かされていました(笑)」

さらに注目すべきは、前髪の根元を立ち上げるスポットパーマにも活用できる点だ。SKILLでは、これら2つのメニューが続々と成果につながっている。上図で詳解するが、特に若手スタッフの客単価や売り上げが伸長した。

昨年中途入社し、SNSでノーマルなパーマスタイルを打ち出し。レザインクリーム導入後、打ち出しをスポットパーマ・ダウンパーマを活用した悩み解決型のスタイルへシフトしたことで、売り上げだけでなく新規客数やリピート率も同時に伸長。レザインクリームが実力を引き出す起爆剤となった。
デビュースタイリストの初月の技術単価平均を比較すると、導入前後で約1,900円の差が。悩みを相談するお客が多いため提案しやすく、短時間でどのメニューとも併用できる。デビュー後すぐにメニューアップできた成功体験は、自信や成長にもつながるはずだ。

「基本的に悩みはお客さまから言ってくれるので提案しやすく、押し売りにならない。メニューアップが苦手な子でも、これならできると自信になります。スタイリスト1年目で売り上げが2倍以上伸びたスタッフもいます」

お客が知らないだけで、技術の需要が高いことは数字からもうかがえる。つまり、今こそお客が解決できないと思っていたことを解決し、美容室の使命を体現するチャンスなのだ。

河野雅昭/長尾大志 / 代表/教育責任者
Profile
河野雅昭/長尾大志

代表/教育責任者

会社名:SKILL
代表:河野雅昭
創業:2022年
店舗数:8店舗(美容室7店舗、アイブロウサロン1店舗)
スタッフ数:120名
本社所在地:福岡県福岡市中央区今泉1-13-5 ブルク今泉ビル4F

ボブログ編集部
執筆者
ボブログ編集部

成長し続ける美容師のための髪書房ウェブメディア『ボブログ』。これまでにないスピードで変革する時代に必要な情報【パラダイムシフトの芽】をいち早く見つけ、掘り下げ、新しい常識を提案します。

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