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東京・南青山と渋谷で2店舗を展開する〈CUT純〉(カットジュン)。有名ゲーム実況者・加藤純一さんがプロデュースする話題性はもちろん、「格好悪いやつを、格好良く」というとがったコンセプトが受け、普段はヘアサロンに足を運ぶことのない層へのアピールに成功し続けている。
2024年、2025年と店舗を増やし、創業から3年目を迎える2026年、CUT純が照準を定めたのは大阪の地だ。とはいえ、加藤さんにとっても、共同代表で実姉の中村千絵さんにとっても、大阪は縁もゆかりもない土地。どのような目論見のもとで、この勝負手に打って出たのか。きょうだいと気鋭のスタイリストに展望を聞いた。
3つ目の選択肢に“東京”はなかった

――3月1日、大阪の北堀江に心斎橋店をオープンされました。東京を飛び出してまでの出店意図について教えてください。
千絵:おかげさまで東京の2店舗は、現在も1日お客さまが途切れるようなことはないんですが、次に出店するとなるともう東京ではないなと思っていました。そこで純一の配信へのDMや彼が代表を務めるeスポーツチームのグッズの売上をリサーチした結果、自然と大阪に店を出そうという方針で固まったんです。
出店先の堀江についても、そこがファッション感度の高い街だからといって選んだわけではありません。梅田やなんばは人で飽和状態なので、来店層を考えるとそこは避けたかった。路面店ではなくテナントビルの4階なのですが、階段を上がった先にワクワクがある。そんなディズニーランドのエントランスの登り坂にも似た物語性が演出できればうれしいです。

純一:やはりここまで来られたのも、姉が現場をしっかり支えてくれて、そこについてきてくれるメンバーの存在があってこそです。「ここで髪を切ってからプロポーズに行きます」というお客さまもいらっしゃり、これまでのCUT純の歩みやスタッフのがんばりを見て「自分も一大決心をしよう」とのことでした。いま思えば、そんな経験の積み重ねが今回の決心を後押ししてくれたように思いますね。
――居抜き物件ではなく、今回は内装をゼロから手がけられたそうですね。
千絵:純一と私が東京からでも通いたくなる店が理想でした。そのぶん、自由度は持たせたかった。南青山は無骨、渋谷はナチュラルなイメージだったんですけど、ここはもっとスタイリッシュな空間にしたいと思っています。窓も南向きで開放感もありますし。入口のところにちょっとしたカフェスペースをつくったり、壁にアートを飾ったり、少しずつ心斎橋店のカラーを出していきたいですね。
おかげさまでインスタライブなどを通して、関西の視聴者のみなさんの声を拾えるのはとても大きいです。「予約はいつから?」「どういうシステムになるの?」といった声も寄せられており、開店に向けて高揚感が増していますね。
教育が根づき、組織がさらに動き出す
――南青山店のオープンから約2年です。この間、組織に変化はありましたか?
千絵:オープン当初はアシスタントだったスタッフがスタイリストに昇格するなど、着実に個々のレベルがアップしていきているのを感じます。私自身もヘアサロンについて詳しくなれましたね(笑)。改めて思うのは、とにかく教育体制がしっかりと確立された2年間だったということ。みんなのこれからの成長がたのしみです。
純一:「ちゃんとヘアサロンになってきたな」という実感がありますね。僕自身、月に一度はカット純に顔を出すのですが、スタイリストがお客さまと自然に会話し、カットして、満足していただいている。スタイリスト各自が責任と誇りを持って仕事をしているのが伝わるのが、何よりうれしい変化ですね。
――これから心斎橋店をどうしていきたいか、さらにその先の展望を教えてください。
千絵:まずは西日本の旗艦店として定着させ、距離的な問題などで、東京の店舗にご来店頂けなかったお客さまにご来店して頂きたいと思っています。そのうえで、今後の西日本戦略を練る上での試金石にできればと考えています。
純一:心斎橋店をしっかり軌道に乗せることが何よりの目標です。とはいえ、姉も現場の新メンバーもすでに大きな手応えを感じていますし、サロンマネージャーの新井は技術・人柄・キャリアのすべてに信頼が置ける。ある意味、心配はしていません。心斎橋店の経営が安定すれば、新たにもう1店舗くらいは挑戦したいと考えています。
東京↔︎大阪の生活も
充実感が大きな発奮材料に

――CUT純における役割を教えてください。
スタッフ教育、心斎橋を含めた3店舗のスタッフ教育、マネジメント業務に加え、いまも現役のスタイリストとしてお客さまと向き合っています。いわばプレイングマネージャーのような役割ですね。
スタッフ教育については3年目を迎えようとしているところだけに、まだまだ未完成な部分はあります。ただその点、純一さんのパワーという分かりやすい軸があるのは大きな強み。そこを余さず伝えることで、熱い気持ちを共有し合える仲間をつくりたいです。
当たり前をのレベルを一段上に上げていく
――大阪への出店に向けてどのような動きをしていますか?
当たり前を当たり前に、そのレベルを上げることを意識しています。そのうえでクオリティの高い接客と技術、そしてカット純らしいエンタメ性のある空間づくりにも力を入れたいですね。個人的には、お客様と楽しめるようなイベントの開催頻度も増やしたいと考えています。

また、お客さまの大半が加藤純一ファンであるのと同様に、オープニングスタッフとして働くことが決まったスタイリストの今敷智也くんも強烈な純一ファンだったんです。スタイリング技術はもちろん、店のコンセプトに関しても教えることはありませんね。彼とも積極的にコミュニケーションを取るようにし、やりやすい店づくりができるようサポートしたいです。

――最後に、今後の目標を教えてください。
CUT純というと、どうしてもエンタメという色眼鏡で見られてしまうきらいがあるのは事実です。それでも、いわゆる普通のヘアサロンと違った色の店があってもいい。ふざけているかと思いきや、仕上がりを見たらきちんとかっこよくなっている――そんな状況が理想です。

組織をより強くするうえにおいては、「自分も人気者になりたい」という思いを持つ人が集まってくるのが理想的。CUT純は、そういう人こそ伸びる組織だと考えるからです。地道なことはもちろんしっかりこなしながら、一人ひとりが光を浴びるアクションを、ここ大阪から発信していきたいですね。

