ドライヤー部門はよりパーソナルへ プロの技術を自宅で再現|ベスト店販2025
編集部では都内90サロンを対象に「2025年に最も売れた店販商品」についてアンケート調査を実施した。今年は計7部門でトップ3と2026年注目のピックアップアイテムを紹介する。今回は「ドライヤー」部門の結果発表を行う。
photo:佐野一樹

熱ダメージから髪を守る高機能ラインが今年も上位に並んだドライヤー部門。1位は2024年発売の『リファビューテック ドライヤー BX(Refa BEAUTECH DRYER BX)』。2位には『ダイソン スーパーソニック ニューラルシャイン ヘアドライヤー(Dyson Supersonic Nural Shine ヘアドライヤー)』と人気ブランドが名を連ねた。3位の『マグネットヘアプロ ドライヤー ゼロ(MAGNETHairPro Dryer0)』は性能・価格・デザインの総合力が評価された。
以下に人気の理由やサロンの取り組み、編集部が注目するピックアップ製品を紹介する。なお、プライベートブランドは対象外とし、価格は編集部調べ。


独走の鍵となったのは、ReFaの“センシングテクノロジー”としっとりとなめらかな髪を導く“ハイドロイオン発生量のアップ”。特にReFa史上初となる「ダブルセンシング」は、美容師が手や眼の感覚で温度コントロールするテクニックをこれまで以上に緻密に再現したテクノロジー。まるで専属の美容師が扱うかのように、自宅でも髪質や環境に合わせて温度コントロールができる。
美容師アンケートではデザイン性と機能性を支持する声が寄せられた。顧客からも「一度使ってみたかった」の声が多く、認知度の高さが美容師のお勧めのしやすさにつながっているようだ。

ダイソン スーパーソニック ニューラルシャイン ヘアドライヤー セラミックピンク

「ダイソン スーパーソニック ニューラルシャイン ヘアドライヤー」は“速く、髪を守りながら乾かす”という基本性能に加え、自宅でプロレベルのツヤ出しを実現。髪との距離を測定し、頭皮に近づくにつれ、自動で温度を調整する「頭皮ケア機能」を搭載(スカルプモード使用時)。スカルプモード対応の低温ツール装着時は頭皮を約55度の快適な温度を保ち、オーバードライを防いで根元から毛先まで、髪本来のツヤを守る。
アンケートでは「軽くて、ブローしやすい」という操作性の高さと、高速・強力な風による速乾性を挙げる声が目立った。顧客からは毎日の時短につながる点、スタイリッシュなたたずまいが支持されているようだ。

マグネットヘアプロ ドライヤーゼロ ブラックプラス

大風量で速乾、軽量。温度と風量が15通りでカスタマイズできるドライヤー。特殊加工されたドライヤー内部から放出されるテラヘルツ波(育成光線)により毛髪表面の水分が微細化し、髪内部まで浸透。タンパク質と結合することで潤いを保持する。ファッションブランド「nana-nana」やヘアサロン「OCEAN TOKYO」とのコラボモデルも展開中。
アンケートでは「価格が高い家電系が多い中でお手頃で購入してもらいやすく、使いやすい」「軽い・安い・丈夫・風量・温度幅の五角形のバランスが良い」など総合力を支持する声が上がった。

匠クラフトドライヤー
TWINBIRD(ツインバード)

ピックアップ商品は、“心にささるものだけを。”をコンセプトに、新潟県燕三条に本社を置くツインバードが手がけた一品。2025年12月、「PEEK-A-BOO」福井達真氏と共同開発した「匠クラフトドライヤー」は、風幅4段階×風速7段階×温度4段階×ダブルイオン機能ON/OFF、最大224通りの組み合わせで1人ひとりに合った風を自在にコントロールできる。風の吹き出し口にある遠赤外線セラミックプレート(特許出願中)は遠赤効果で髪の毛を内側から温め、弱い風でも比較的短時間で髪を乾かし、風によるダメージを抑える。コードの長い黒はヘアサロン向け、白は家庭用に最適なモデル。押しボタンを採用せず、サロンワークで直感的に使いやすいデザインにものづくりのこだわりを感じる。

美容師が行う“ドライテクニック”を自宅で
より大風量、より軽く、よりスタイリッシュに進化してきた高機能ドライヤーは、今や美容師がヘアサロンで行うドライテクニックを自宅で再現できる機能も搭載し、よりパーソナルな悩みを解決するアイテムとなった。自宅でのツヤやまとまり感、再現性だけでなく、ドライ中の時間を快適に過ごすための風の設定やノイズ軽減、ドライ時間そのものを短縮する時短も1つの価値になっている。
手の届きやすい価格帯や、機能性と利便性を兼ね備えたラインアップが続々と追加されているドライヤー市場。プロの現場でも家庭用としても愛用される“ベストな1台”は、2026年もサロン顧客の買い替え需要を刺激するだろう。


