メンズ部門は“扱いやすさ”の中に、差が出るプロダクトへ|ベスト店販2025
編集部では都内90サロンを対象に「2025年に最も売れた店販商品」についてアンケート調査を実施した。今年は計7部門でトップ3を紹介する。今回は「メンズ」部門の結果発表を行う。
photo:佐野一樹

メンズ部門は、総合トップ3に加え、ここ3〜4年で増加傾向にあるミディアムやパーマスタイルで支持を集めたアイテムからトップ2を紹介する。
総合1位は中野製薬の『モデニカ ナチュラル J』が昨年に続いて首位をキープ。2位にはアリミノの『ダンスデザインチューナー ロッキンムーブ』が順位を一つ上げてランクインした。3位は、昨年ピックアップとして紹介したホーユープロフェッショナルの『エトラス レアバーム』がトップ3入りを果たしている。
ミディアム&パーマ部門では、ナプラの『N. スタイリングフォーム』と、アリミノの『ダンスデザインチューナー ポッピンフィグ』がそれぞれ支持を集め、ランクインした。
以下に人気の理由やサロンの取り組み、編集部が注目するピックアップ製品を紹介する。なお、プライベートブランドは対象外とし、価格は編集部調べ。

モデニカ ナチュラル J

モデニカ ナチュラル J(90g/2178円)
適度なツヤ感と、固まりすぎない適度な操作性で支持を集めた“モデニカ ナチュラル J”。くせ毛やパーマスタイルをはじめ、幅広いスタイル・顧客層に対応し、現代のメンズスタイリングの定番といえる存在だ。アンケートでは「扱いやすく、顧客から好評」「パーマデビューの際にはほぼ必ずセットで購入される」などの声が寄せられた。

ロッキンムーブ

ロッキンムーブ(80g/1980円)
ハードタイプながら動きのある束感を出せるテクスチャーで、高いセット力とキープ力を備えたワックス。髪質を選ばずに使え、アリミノ独自の技術によりベタつきや洗い落ちの悪さも抑えた。アンケートでは「オールマイティーで万人にすすめやすい」「持続力があり、ツヤを抑えたナチュラルな仕上がりでリピートが多い」といった声が寄せられた。

レアバーム

程よいセット力とベタつきの少なさを両立した、“半生テクスチャー”のマルチユースバーム。スキンケア発想のポリマーを配合し、うるおい感を与えながら髪になじむ操作性を実現している。アンケートでは「他にないテクスチャーで扱いやすく、代えがきかない」「バームなのに滑らかで幅広いレングスに対応できる。価格も手に取りやすくすすめやすい」といった声が寄せられた。


スタイリングフォーム ルーズカール
スタイリングフォーム バウンスウェーブ

一般的なヘアムースに使われる合成ポリマーを使わず、植物由来のスタイリング成分をバランスよく配合することで、特有のパリッと感やパサつきを抑えた。オイル成分を約40%配合し、手ぐしの通るナチュラルなツヤ感でウェーブやカールのニュアンスを引き立てる。アンケートでは「使いやすくコスパがいい」「程よい重さとキープ力が1日続く」といった声があった。

ポッピンフィグ

ヘアミルクのツヤ感とバームのやわらかさに、適度なセット力を加えたバームミルク。軽いつけ心地でナチュラルな抜け感を演出でき、ほかのスタイリング剤ともなじみやすくミックス使いによって表現の幅が広がる。アンケートでは「パーマドライ後に使うとパサつきを抑え、ツヤとリッジが出る」「他にない軽さで扱いやすく、提案しやすい」といった声が寄せられた。

扱いやすさの中に、差が出るプロダクト
メンズ部門では、強いセット力や分かりやすいハードさよりも、扱いやすさや質感の“ちょうどよさ”を備えたアイテムが支持を集めた。上位製品はいずれもくせ毛やパーマ、ミディアムといったトレンドスタイルにも無理なくなじみ、一度フィットすると使い続けられやすいメンズの消費傾向とも相性がいい。
扱いやすいスタイリング剤が増えた今、単に失敗しないだけでなく質感の違いを提案できるかも選ばれるポイントになっている。過度に主張しすぎず、それでいて仕上がりの差はきちんと出る。そうした信頼感のあるプロダクトが定番として支持を集めた。
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