2025.10.30 MON.
コンテストには魔物がいる・・・・?! 「D-CONTEST」ハイセンスデザイン部門・ファイナリストに選出されたLECOのスタイリスト、honokaさんに密着!事前の準備からファイナル当日までの様子をリアルに追いかけました。
彼女が体験した「D-CONTEST」、通称“D-CON”とはどんなものだったのか?どう感じ、何を得たのか?その汗と涙と感動の様子をhonokaさんの視点でレポートします!

「D-CONTEST」は、美容ディーラーの「DALIA(ダリア)」が主催する若手クリエーターの感性と創造性を育む美容技術コンテスト。
二段階制で全国から集まる1stステージのオンラインフォトを勝ち抜いたファイナリストたちが、福岡で行われるファイナルステージへと進む。
今回で4回目、4代目の次世代クリエーター王者は誰の手に?!

LECOディレクターである小林賢司さんが2023、2024のD-CON・ハイセンスデザイン部門の準グランプリ。その際にアシスタントとして同行していたのがhonokaさんだった。コンテストに参加する楽しさ、成長感をここで学び、小林さんの雪辱を果たすために今回勇んで参加!

スタイルは短く切り込んだショートレイヤーに。
「モデルのシンシンちゃんは骨格・顔立ちが美しいので中顔面が前に出るように切り込みました」
LECOではデビュー時にショーをする。その際にイメージボードを制作するのだが、コンテストでも同様に制作。今回は「Maison Margiela(メゾン・マルジェラ)のオートクチュールライン、「アーディザナルコレクション2025」から着想。


イメージに合わせて衣装を制作。
「実はこのスカート、LECOのスタイリストデビューショーで使ったものをリメイクしたんです。ベストは古着屋で琳ちゃん(メイクを担当)が探してきてくれたもの。インナーはスタッフの私物です」
LECOではコンテストに出るスタッフが多いため、衣装を貸しあったりすることも。

「D-CONは、おしゃれで感度の高い人たちが集まるコンテストってイメージ。やりすぎても古くなってしまうので、バランスはすごく大切にしてます」
靴とスカートのボリューム感を何度も調整してヘアのイメージをフィックスしていく。

「凛とした美しい顔立ちを崩すポイントとなる“そばかす”メイク。ナチュラルすぎても服の強さに負けてしまうので、あえて大きさを変えて主張するそばかすにしました」
メイク案は何度もQUQU代表の浦さやかさんに写メを送ってフィードバックもらい、ブラッシュアップをしていく。
(LECO)
シンシンちゃんの凛とした顔立ちを生かしました!


前日も準備をしていたため寝ないで始発の飛行機で福岡入り。選手受付は9:30には会場へ。
準備は万端!私が参加した「ハイセンスデザイン部門」はファイナリスト参加人数が30名。周りを見るとコンテストで有名な方ばかり・・・でも、ここまできたらあとはすべてを出し切るのみ!!

モデルウォーキングを見て、素敵なデザインがたくさん。ハイレベルなコンテストだなって改めて実感。でも、今の自分ができることを全部出し切ったし、イメージ通りの作品がつくれた!
結果は・・・審査員賞&ジャーナル賞。イメージよりも先に名前が呼ばれ・・・。優秀賞で呼ばれ、檀上に。


「本当にたくさん準備して、全精力を注いだので、悔しい・・・。今はまだショックで受け止めきれてない(泣)。
でもまた、必ずここに戻ってきます。ここまでつきあってくれたモデルのシンシンちゃん、アシストしてくれた琳ちゃん、ありがとう。次はグランプリを獲りたいです」






「D -CONTEST」
日 時:2025年10月20日(月)
場 所:マリンメッセ福岡B館
来場者:約900名
部 門:
・ハイセンスデザイン部門
・カラーデザイン部門
・スクールデザイン部門(表彰のみ)
グランプリ副賞:賞金+NYフォトシューティングツアー
オンライン(youtube)にてライブ配信を実施
当日再生回数:約4,500回
- 執筆者
- 森井純子
月刊BOB編集長
