「ウルトワトリートメント」 コラーゲン×水素で育てる、熱に強くやわらかなツヤ髪

「ウルトワトリートメント」 コラーゲン×水素で育てる、熱に強くやわらかなツヤ髪

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Photo & Video:佐野一樹(CHIYODA STUDIO)
Video Edit:江口希望(CHIYODA STUDIO)

ここ数年で髪質改善にまつわる技術は多様化し、ツヤのある仕上がりは当たり前になった。それでも、カラーによるゴワつきやアイロン熱で硬くなった髪など「ツヤで隠せない質感の悩み」は少なくない。

そうした声に応えるのが、水素トリートメント「ULTOWA(ウルトワ)」だ。水素と聞くと、毛髪や地肌の悪玉活性酸素を中和することで知られるが、ウルトワトリートメント最大の特徴は、そのベースにコラーゲンを採用していることだ。毛髪内部にコラーゲンを届け定着させることで、水分量を高めながら熱に強いしなやかな髪へと導く。

今回はウルトワテクニカルアドバイザーの迫口亮さんに、その活用法と特徴、サロンでのユースケースを聞いた。

迫口 亮
さこぐち・りょう/ヘアサロン〈youres hair〉(ユアーズヘア)を展開する「youres group」執行役員を務め、サロンワークの傍らウルトワテクニカルアドバイザーとしてサロンケアからホームケアまでプロデュースする。「ウルトワトリートメント」のメニュー比率は9割を越える。

ウルトワのキー成分であるコラーゲンタンパクは、熱やアルカリの影響を受けにくく、髪内部の水分を抱えて柔らかさを保つ性質をもつ。ケラチンが140〜150℃で硬化しやすいのに対し、コラーゲンは熱を加えても弾力を失いにくくアイロンやコテを使う人でも質感が保たれやすい。

さらにウルトワは、ヘアカラーと同じ「酸化重合」の反応を応用している。微アルカリとオキシ(過酸化水素)の反応で成分が内部に浸透し、髪の内側で再び結びつくことでしなやかな手触りへ導く。ブリーチや矯正など、アルカリダメージを抱えた髪ほど効果を発揮しやすいのも特徴だ。

迫口

ウルトワトリートメントは1回でもツヤと手触りの変化を実感しやすいですが、継続して施術することでより仕上がりの安定感が増していきます。その理由は、回数を重ねることでコラーゲンが髪内部に定着しやすくなり、質感の持続力が高まっていくから。およそ1カ月ペースでの施術を目安にすることで、内部補修を維持しながらお客さまの来店サイクルも安定しやすくなります。

実際にウルトワが推奨している基本メニューでは、トリートメントのみの場合で60分、後述する他のメニューと併用した際には+35分で施術できる。ここからは、実際に「ULTOWA」が推奨しているスタンダードメニューのプロセスを紹介する。

迫口

うちに来てくださるお客さまも、モデルさんのように定期的にカラーをしていてアイロンもよく使う方が多いんです。ツヤが出るだけじゃなくて、髪そのものがきれいに見えるようにしたいとか、やわらかくて髪質がいい人に見られたいというニーズが特に強い。ウルトワは、そうした日常の熱に強い髪を育てながら、ツヤと指通りのやわらかさまで感じられるのが大きな強みです。

また、ヘアカラーと同時に施術できるのもポイントで、発色を邪魔せず放置時間も無駄にしません。サロンワークの効率化においても大きなメリットだと思います。

(左から)ウルトワ パウダー、ウルトワ プラス、シルミア リペアジェルオイル、シルミア スパークリングプレミアムシャンプー、シルミア プレミアムマスク

さらに、ウルトワトリートメントの仕上がりを支えるのが「シルミア(silmire)」シリーズだ。シャンプー台で行う3ステップのプロセスを通して、日常のダメージ要因や施術の流れに合わせて髪の状態を整える。ウルトワのやわらかくツヤのある質感を、より安定して引き出すための要となる存在だ。

迫口

スタンダードメニューのプロセスにもあるように、シャンプー前にジェルオイルを使い、あとはシャンプーとトリートメントをそれぞれ「シルミア」の炭酸ガスシャンプーとプレミアムマスクに置き換えるだけ。ウルトワ全体のプロセスがシンプルで扱いやすい設計になっているので、講師としてサロンを回る中でも「サロンワークに組み込みやすい」「スタッフによる仕上がりの差が出にくい」という声をよくいただきます。

また「ULTOWA」にはホームケアシリーズ「イニシャルシリーズ」もそろえ、サロンでの仕上がりをサポートする。サロンケアとホームケアの両面から熱に強く、しなやかなツヤを育てる設計だ。

(左から)イニシャルシリーズ プラズマシリカ シャンプー/コンディショナー、グラビティログ シャンプー/コンディショナー(各400mL/小売価格6380円)

「イニシャルシリーズ」は、補修力のさらさらタイプ「プラズマシリカ」と高保湿のしっとりタイプ「グラビティログ」で自分の髪質に合わせた仕上がりでウルトワトリートメントの質感を長持ちさせられる。持っているだけで満たされるような高級感のあるボトルデザインも人気の理由だ。「ULTOWA」シリーズの導入やトライアルは公式LINEから問い合わせできる。

木村 麗音
執筆者
木村 麗音

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