あらゆる世代・性別へ──どんなダメージにも負けない“自由”を。

あらゆる世代・性別へ──どんなダメージにも負けない“自由”を。

211

ヘンケル コンシューマーブランドは3月18日、渋谷キューズスクランブルホールで新ブランドメッセージの発表とともに、3月12日に発売したばかりの「ボンドミルク」の発表会を開催した。

photo_橋本美花


2025年、ファイバープレックスは生まれ変わる。

新ブランドメッセージは“強さは、自由だ。”

「強さ」と「自由」のキーワードが放つメッセージを、スペシャルゲスト SHIMA 奈良裕也さん、モデル・タレントのよしミチさんとともに紐解く。

強さは、自由だ。

日本で初めてのプレックス系の商品として2017年に発売したファイバープレックスは、「ブリーチを日本のあたりまえに。」を掲げ、革新を行ってきた。

枝毛・切れ毛98.6%削減(※)を可能にし、ファイバープレックス導入サロンは累計10万軒以上。ブリーチ剤だけでなく、カラー剤やケアアイテムまでトータルでブリーチデザインの限界突破を目指し進化してきた。

※ 同社研究所にて、ブリーチ剤+ファイバープレックスNo.1ボンドブースター、No.2ボンドフィクサーとブリーチ剤で比較した際の研究データ(最大値)

そして2025年、ブランドメッセージを“強さは、自由だ。”に刷新。

同社マーケティング本部 本部長 井原和之氏は、「年齢・性別・環境に関係なく、ヘアカラー、ブリーチ、パーマのすべての場面でダメージを気にせず、ヘアカラーを楽しんでほしい。何度でもなりたい髪色で個性を表現できるよう、これからもファイバープレックスは革新を続ける」と語った。

続いて登壇した同社マーケティング本部 商品開発 グループ シニアブランドマネージャー 山本麻紀子氏はファイバープレックスだけが提供できる価値を言及。

ブリーチ、ヘアカラー、パーマ、ホームケアのあらゆる場面で、ボンディングを形成する「ファイバーボンドテクノロジー」により、ダメージに制限されずにヘアデザインを楽しみ続けられる世界を目指すという。

ファイバーボンドテクノロジーとは?

ダメージによる髪の悩みを補修で解決するのではなく、毛髪を保護・強化し、ダメージを受けにくい髪へと導くテクノロジー。枝毛・切れ毛を98.6%削減(※)し、ダメージを受けにくい強い髪へと導く。


2025年の具体的な戦略としては、これまでのブリーチフォーカスから、ファイバープレックスの処理剤である「No.0」「No.1」「No.2」を軸としたボンディング戦略へとシフトする考えだ。

今後はブリーチ毛だけでなく、さまざまな年代・性別のなりたいヘアデザインを叶えるために、ターゲット毛を「20代〜80代のハイダメージ毛・ハイエイジング毛」に変更。

ファイバープレックスは、“ブリーチをあたりまえに。”の先を目指し、あらゆる世代・性別のあらゆる髪に「ヘアデザインの自由」を与える。


SHIMA 奈良裕也の
ボンディング提案

続いて、SHIMA Hair & Makeup Artist  Art Director 奈良裕也さんを迎え、サロンでのファイバープレックスの活用法が紹介された。

ヘアカラーを楽しみたい一方で、髪の綺麗な状態も両立させたいお客さまが増えた今、「ファイバープレックスのようなプロダクツに頼るのが一番」と語る奈良裕也さん。

SHIMAではヘアカラーのカウンセリング時にお客さま 1人ひとりの髪の状態に合わせて、ファイバープレックスを提案。中でも処理剤「No.0」「No.1」「No.2」をよくお勧めするという。

SHIMA 奈良裕也氏(右)とヘンケル コンシューマーブランド 山本麻紀子氏(左)。あらゆるシーンでファイバープレックスを活用しているSHIMAならではの提案が紹介された。

No.0〜2を使うと、仕上がりの質感がまったく違うという。

お客さまの髪の状態に合わせてNo.0〜2を提案すると、次も『前回のケアがやりたい』とリピートくださる方が多いです。本当に良いものだから、僕だけでなくSHIMAではNo.0〜2をお勧めするスタイリストが多いですね」

カウンセリングでは小瓶に入れた「No.1」やPOPを使って、髪が保護される仕組みを説明している。

「内側から補修できるミルクこそ
最も使ってもらいたい」

続いて、モデル・タレントのよしミチさんが登場。10年以上の親交がある3人のトークセッションは、日頃のヘアケアについて話が弾んだ。

姉弟でモデル・タレントとして活躍するよしミチさん(ミチさん/左・よしあきさん/中央)と奈良さんは10年来の親交がある。

ミチさんは2年前にバージン毛を卒業してから、ミルクやオイルでのヘアケアを欠かさず行なっているという。

「ブリーチは2年前に初めてチャレンジしました。お仕事の関係で黒染めをしてから、昨年再度ブリーチした際に想像以上に傷んでしまって……。ダメージが今の悩みです」

ブロンドヘアのミチさんの写真を公開。

よしあきさんはメンズ美容の第一人者として、肌だけでなく髪のケアも怠らない。

「アイロンを使ってスタイリングすることが多いので、しっかりヘアケアはするようにしています。トリートメントやオイル、ミルクも使いますね」

奈良さんがミチさん・よしあきさん2人のホームケアに勧めたのは、発売したばかりのファイバープレックス「ボンド ミルク」。

「僕は発売してから毎日使っているんですけど、シャンプーして乾かす前に2プッシュつけてからドライすると指通りが滑らかになって、さらさら感の違いを実感しています」

ファイバーボンドテクノロジー搭載の「ボンド ミルク」をドライ前に塗布すると、髪を内側から補修し、熱ダメージからも守ってくれる。

「ミルクで内側から補修しながら、最後にオイルをつけてあげるとよりツヤとしっとり感が出るので、ダメージが気になっているミチはダブルで使うのが良さそう」と奈良さん。

ここ数年、ミルクの正しい使い方がやっと一般的に広まってきたと奈良さんは続ける。

「オイルはみんな使っているけれど、髪の補修効果のあるミルクの存在を知らない人が意外と多くて。乾かした後に付けちゃう人もいたり……。ミルクで髪の内側を補修するからこそ、オイルがより効果的なので、ダメージを気にしている方はまずミルクを使った方が良いと思います」

ブリーチカラーがあたりまえになった今こそ、日々のホームケアで毛髪の内側にうるおいを与える「継続的なボンディングルーティン」が欠かせないのだ。

奈良さんが毎日使っている新商品の「ボンド ミルク」。ミチさんは香りが気に入っており、よしあきさんはベタつかずさらさらになる質感が好みだという。

SHIMAレイヤーにも
ミルク推し

発表会の後、『ボブログ』編集部は現在のトレンドとホームケアの関係を奈良さんに個別に聞いてみた。

「新ビジュアルはさまざまな年齢や性別、ヘアカラーの方が登場しておもしろい。僕もこの撮影に加わりたかったです!」(奈良さん)


Q. これから春夏に向けて、奈良さんが提案したいハイトーンはありますか?

SHIMA 奈良裕也

白っぽくないブロンドかな、俺は。ホワイト系は少し飽きたので、キレイなブロンドが素敵だなと。

今季のファイバープレックスのビジュアル(左のモデル)は、奈良さんが提案したいブロンドのイメージに近いという。

Q. 白っぽくないブロンドこそ、ケアが大事ですよね?

SHIMA 奈良裕也

まず「ボンド ミルク」を使って、その後にブロンドの場合は「ボンド オイル」を使ってあげた方が良いと思う。

SHIMAでもダメージが強いお客さまには、オイルとミルクをミックスして使うスタイリストもいます。

そこまでダメージがひどくなければ、先に「ボンド ミルク」をつけて、その後に少量のオイルをつけるとちょうど良いツヤが出るのでお勧めです。

Q. SHIMAでもレイヤースタイルのオーダーは増えていますか?

SHIMA 奈良裕也

レイヤー、増えてますね。好みもあるけれど、レイヤーの顔周りはドライな質感を求める人が多いかな。

今回発売の「ボンド ミルク」を使うと、レイヤースタイルも指通りよく、顔周りのアップラインがキレイに出ると思いますね!

昨年金髪だった奈良さんは黒髪にチェンジしてから、断然ミルク派に。「ボンド ミルク」は髪をかき上げたときに指がスッと通る感じがまったく違うという。

Q. やはり一貫して処理剤やホームケアまで、ボンディングアイテムで揃えるのが良いのでしょうか?

SHIMA 奈良裕也

やっぱり、一貫して使うとより良いと思います。同じブランドで統一して使うことを考えてつくられたプロダクトだから、より切れにくく、髪が丈夫になると思う。

だけどミルクだけでも素晴らしい効果が期待できるので、ケアしないよりは全然良いと思いますよ。

Q. ハイトーンブームが続き、人々がこれからもブリーチを楽しむためにどうしたらいいですか?

SHIMA 奈良裕也

やっぱりケアが 一番大事になると思います。

肌と一緒で、基礎化粧品でのケアが一番大事ですよね。スタイリングはメイクで言うとシャドウやチーク。ミルクやオイルは下地のベース。

肌も髪も、ベースを整えることが大事だから、ミルクやオイルを日々使ってケアすることがやっぱり一番大切です。

髪の状態を良くしたいから
よしミチさんもミルク派

「映画館で思い思いのヘアカラーを楽しんでいるビジュアルが、1人ひとりの個性や生き方を映し出しています」(ミチさん)。「最近あまりカラーをしてなかったので、このビジュアルを見て冒険したくなりました」(よしあきさん)

続いて、よしミチさんにも個別インタビュー。

Q. ミルクやオイルのつけ方のこだわりはありますか?

ミチ

今はファイバープレックスのミルクとオイルを混ぜて使っていて、しっとりまとまった仕上りになるのが気に入っています。

ダメージが気になり始めたときにヘアメイクさんに相談して、ミルクを勧めていただいて。

美容師さん経験もあるヘアメイクさんでヘアケアにとても詳しいので、髪のためにミルクから使いはじめたんです。

間違えてオイルを購入しちゃったとき、オイルのツヤが気に入って混ぜて使うようになりました。髪を濡らしたときにミルクやオイルをつけないのは、もう怖くてできないですね。

Q. よしあきさんはスタイリングでアイロンを使う日が多いそうですね

よしあき

毎日アイロンでスタイリングするので、髪のケアのためにミルクはほぼ毎日、夜に使っています。

僕はオイルを寝る前につけるのがベタついてあまり好きじゃないので、オイルは朝のスタイリングでウエット感がほしいときにつけて、夜のケアはミルクを使っていますね。

さらさらの仕上がりになる「ボンド ミルク」は、僕の好みにすごく合っています!

多くの美容アイテムを試す機会がある中で、使い続ける商品は「香り」「使用感」「仕上がり質感」がポイントだという。

Q. 人前に出るお仕事が多いお2人。強くありたいとき、ヘアデザインに何を求めますか?

ミチ

髪の毛は「オーラをまとう」と思います。

ヘアスタイルでも、私は「香り」を大切にしていて。

「ボンド ミルク」は初めて使ったとき、自分がその香りを放っていることを気づかなくて「どこからこんなにいい香りがするんだろう?」って思うくらい(笑)。

パウダリーグリーンフローラルの香り、とても好きです。

よしあき

髪の毛の状態にはとても気を使っていますが、やっぱり僕も「香り」が大事。

香水もつけ忘れると1回お家に戻っちゃうぐらい(笑)。

香りでテンション上がることが本当に多いので、「強くありたい」とき、自分の好きな香りをまといますね。

ファイバープレックスの歩みと
自由なヘアデザインを楽しむ未来

会場には「強さは、自由だ。」のメッセージ映像が流れ、映画館をイメージしたフォトブースで写真撮影を楽しむ来場者が多く見られた。

新商品「ボンド ミルク」の商品展示の他、ブリーチ毛のウイッグで「ボンド ミルク」や「ボンド オイル」の使用あり・なし比較も展示。

2017年の発売以来、ファイバープレックスが日本のブリーチ文化を変革した8年間を視覚化したパネルや、ファイバーボンドテクノロジーの解説パネル、ファイバープレックスの全ラインナップが並んだ。

ファイバープレックスは「強さは、自由だ。」を掲げ、今後もサロンメニューからデイリーケアまで一貫したボンディング提案を行う。

ブリーチもカラーもパーマもダメージを気にせず、なりたい自分をいくつになっても追求できる「自由」なヘアデザインを追い求めて。

“ブリーチを日本のあたりまえに。”のその先へ、進化を続ける。

3月12日発売

ファイバープレックス ボンド ミルク
100g/3,300円(税込)メーカー希望小売価格

【特徴】

・ファイバーボンドテクノロジー搭載で使うたび毛髪を保護・強化

・髪の内部をしっかり保湿しながら、重くならずに軽くさらさらとした仕上がりのミルクタイプ

・周りの湿気の影響による髪の広がりを防ぎ、自然なまとまりとツヤのある髪に導く

【こんな方にオススメ】

・軟毛〜普通毛で、ダメージや乾燥によるパサつきや広がりが気になる方

・髪にうるおいとハリコシのほしい方

・さらさらとした仕上がり、自然なツヤのある仕上がりがお好みの方

成分リニューアル

ファイバープレックス
No.2 ボンド フィクサー

【特徴】

・ファイバーボンドテクノロジー搭載

・ボンディング成分(マグネシウム塩)が微細な隙間に入り込み、イオン結合を構築することで毛髪を強化*。(*ファイバープレックスNo.1 ボンドブースターと併用した場合)

・新配合のクレアチンがハイダメージ部分の膨潤を抑制し、内部を補修して髪の弾力を高める。

・パッケージもパウチにリニューアル(No.0、No.2がパッケージリニューアル)

YAHAGI
執筆者
YAHAGI

ほぼ毎日WEB記事、ときどき単行本。

Prev

Next