デジタルサロン協会 西村経産相とイスラエルへ
イスラエル経済視察団は9月3日〜6日、経済産業省・JETROのコーディネートにより、西村康稔経済産業大臣とともにイスラエル企業との交流を深める目的でイスラエルを訪問した。美容業界からは一般社団法人デジタルサロン協会 事務局長 森越道大氏がイスラエル視察に参加した。
イスラエルは現在、世界の革新的な技術開発の中心地のひとつであり、毎年多くのスタートアップ企業が誕生している。今回はデジタル・テック・ハブとなる新都市の開発エリアの視察も行われた。
9月4日、官民で構成されるJapan Israel Innovation Network (JIIN)と日本・イスラエル両政府はイスラエルで「第4回 日本・イスラエル・ビジネスフォーラム」を開催。
生成AIやIoT(Internet of Things)、フィンテック(IT企業と金融機関が連携・協働しながら金融サービスを提供すること)、アグリテック(農業領域でICT技術を活用すること)、サイバーセキュリティなどの多角的な分野において情報交換が行われた。
視察団はデジタル・テック・ハブとなる新都市、ヨルダン川西地区(パレスチナ)のラワービーも視察。
同地区にはアップルやマイクロソフトなどのソフト企業や半導体デザインを行う会社のオフィスなども立地しており、有望なデジタル人材が集まるエリア。現地拠点企業と意見交換を行い、連携の検討・協議を開始した。
また、視察期間中、森越氏はイスラエル日本商工会、JETRO主催によるイスラエルの投資家向けピッチにおいて、デジタルサロン協会のビジョンや開発中のAIデモ機についてプレゼンテーションを行った。
美容業界の課題や、集客・教育・求人における美容室とデジタルの融合性について意見交換を行い、日本の美容文化のあるべき形を広めた。