子供たちのカット塾に世界が注目

NPO法人ジュニアヘアドレッサースクール(久保義明代表)が運営する、小学生・中学生・高校生を対象にした美容技術スクールが世界で注目を集めている。

同スクールではスポーツや学習塾が幼少期から訓練を開始しているように、子供たちが美容技術を学びながら、仲間と共に美容の楽しさを知り自分の持つ可能性と感性・想像力を磨くことを目的として、九州で5つのヘアサロンでカットを中心としたレッスンをおこなっている。

スクールの授業風景やコンテスト・イベントへの参加の様子などはSNSで発信し、TikTokに投稿した動画は870万再生(6月9日時点)を記録。国内はもちろん、アメリカ、インドネシア、スペイン、タイといった世界各国から「画期的でエコロジーな教育」と賛同のコメントが寄せられている。

@jhs___2008

#ジュニアヘアドレッサーズスクール #カット塾 #カットスクール #小学生 から#大人 まで通えます🍀*゜

♬ Originalton – just.elias

子どもたちのカット技術には合同会社アジアビューティサービスのトレーニングウィッグ「ポリカ(PORICA)」を使用している。通常のウィッグはカットできる毛がなくなると廃棄となるが、ポリカはウィッグの髪の毛に相当するペーパーの部分を交換でき、何度でもくりかえし練習することが可能だ。ペーパーであることがスライスを「面」としてとらえることに繋がり、角度やねじれ、傾きに気付きやすい。
また、立ち位置・足の運び・腕の角度などの一つひとつを自分で確認しながら練習できるため、スライス時の適切なポジションも覚えやすい。ウィッグカットやモデルカットのサイクルに組み込むことで学習スピードが向上するとして、ヘアサロン・美容学校といった教育の現場で導入されている。

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