ナプラ決算 売上238億 2024年に売上高300億円を目指す

株式会社ナプラ(武田政憲社長)は8月1日、2022年度代理店会議を帝国ホテル(東京・日比谷)で開催した。

冒頭の挨拶で武田社長は「2017年に受けた徳島新聞の取材で『2020年には売上高200億を達成し、徳島工場を1万坪に拡張する』と宣言し、どちらも予想より早く成就できた」と語った。


7月20日に迎えた今期決算では売上高238億7000万円を達成。手掛けている徳島工場の拡張工事が完成すると、現在月産200万本のヘアカラーが年間3,000万本まで増産できることから、創業70周年となる2024年には売上高300億円の達成を視野に入れている。


続いて登壇した武田政彦専務から以下が発表された。

【美容業界の現状分析】
2019年:2022年の対比(全国都市部の15-69歳男女を対象に調査)

・美容室の利用率
女性=▲4.7ポイント 前年比81.3%
男性=▲1.4ポイント 前年比33.5%

・1回あたりの利用金額
女性=6,677円→7,345円(△10ポイント)
男性=4,108円→4,553円(△8.8ポイント)
※20代女性8,332円、30代女性7,974円、40代女性7,708円

・ヘアカラーのメニュー利用率
約53.7%(△前年比2.9ポイント、デザインカラーメニューが利用率増加をけん引)

・トリートメントのメニュー利用率
約36.7% (▲0.5ポイント、ダメージケアが定着)

・過去1年の店販購入額
3年間で△20% 9,947円→11,935円

※出展:㈱リクルート ホットペッパービューティーアカデミー「美容センサス」

【新年度の方針と予定】
活動テーマは「リアル アゲイン!」

1.リアルイベント・リアルセミナー・リアルマーケティングを完全復活
コロナ禍で模索したオンラインセミナー・コンテストやデジタルイベンの限界が見えたため

2.オンラインマーケティングの深化・デジタルPRのマーケティングミックス
月間100万PV以上を保ちながらプロモーションを展開。自社HP・SNSのオウンドメディアと美容業界誌・ファッション誌・web雑誌に抜き刷りをミックス

3.メニュー利用率の高いヘアカラー・トリートメントカテゴリー商品の拡充
美容室直送ブランド商品を購入できるECサイトnapla Tag(ナプラ タグ)を立ち上げ予定=来店せずとも購入できるシステムを少ない費用で提供し、店頭購入・オンライン購入のいオムニチャンネルでの購入体験を促す。またナプラオフィシャルLINEアカウントで良質な美容情報・ナプラ情報を配信。



【各種報告】

・2020年4月に船橋営業所とナプラスタジオ船橋を開設し全国の拠点は14となった

・徳島工場は資材倉庫用地の追加取得が完了、半年分の原料・資材を確保し商品のさらなる安定供給と自社製造300億円体制に向けた製造体制に増強する

・デジタル/SNSを積極的に多様したマーケティング投資が功を奏したN. シリーズは堅調に推移し、各メディア計20媒体のアワードを受賞した

・今年2月には高彩度対応の新ライン「N. ルフレカラー」を発売し豊富な量のサンプリングを投下。高彩度のN.カラー:低刺激のナシードカラーの二本柱で競争激しい市場に確固としたシェアを獲得する

・コロナ禍の煽りで20年、21年と足踏みさせたイベントが今年から復活。9月13日には日本武道館でDREAM PLUS 2022を開催し、8,000名の美容師と2,000名の学生を集める

・次世代を担う若手美容師の応援イベントとして、全国でクラブヘアショーを順次開催予定


【2022年度 新製品】
続いて大阪支社 営業部 廣田雅人部長から以下の新製品リリース予定が発表された。


また、基調講演では、日本経済新聞社で『日経ビジネス』副編集長・『日経ビジネスアソシエ』編集長・『日経ビジネス』局長・『日経BPnet』総編集長を務め独立、長編ミステリー『錆色の警鐘(中央公論新社刊)』で作家デビューしTVやラジオでマネジメントの解説を行っている渋谷和宏氏が、「成功する経営者・ビジネスリーダーに共通する二つの力」というテーマで業種問わずすべての管理職は”聴く力”を養うべきと解説した。