SHIMAが3年ぶりにヘアショー テーマは「unite!」


東京都内に10店舗を構えるヘアサロンSHIMA(嶋 香緒里社長)と美容ディーラーの株式会社ガモウ(蒲生典子社長)は10月18日、東京・恵比寿の恵比寿ガーデンホールにて「SHIMA LIVE HAIR SHOW 2022」を開催した。

前回から3年ぶりの開催となる今回のヘアショーは、10月6日にはチケット完売のアナウンスが流れる盛況ぶり。美容師向けと美容学生・一般向けの計2回が開催され、来場者は合計で約1,300人に上った。

今回のヘアショーテーマは「unite!」。「今こそ、国や性別、ジャンルの垣根を超えて“unite”=『団結』しよう!」のメッセージのもとに4つのステージで構成された。1st〜3rdステージはそれぞれのテーマに合わせ、8名のスタイリストがカットやスタイリングを行い、ラストステージではアートディレクターの奈良裕也氏による単独のヘアショーが披露された。


●1st STAGE 「Y2K」
ベイビーピンクの甘いカラーやコントラスト強めのヘアカラーモデルが登場し、ヘアアレンジを中心に披露。アメリカのポップカルチャーやボーホースタイルを想起させるY2Kリバイバルは、SHIMAのテイストと融合することで、最先端のトレンドビジュアルとして提案された。


●2nd STAGE 「new neutral」
顔周りへ切り込んだトレンドのレイヤースタイルや直線的なカットラインのボブが印象的なカットステージ。柔らかみと抜け感のあるミニマルなスタイリングで、フェミニンなムードからマスキュリンなパンツスタイルまでをニュートラルに落とし込んだ。


●3rd STAGE 「K-MUSE」
日本にも馴染みある韓国のトレンドシーンから、ジャンルレス、ジェンダーレスなスタイルが並ぶ。ポップでありながらも力強いスタイリングで、勢いのある個性豊かなユースカルチャーを表現し来場者を魅了した。


●4th STAGE「NARA SCENE」
奈良裕也氏単独のショーでは、先ほどまでの雰囲気とは一転しウェディングスタイルで2名のモデルがゆったりと登場。同氏の手によりお互いのもつイメージをチェンジするような形で、そのジャンルと性別の垣根を超えた「unite」を体現し、会場に大きなインパクトを残した。




会場前には特設ブースが設けられ、昨年11月27日にオープンした奈良裕也氏がディレクションを手掛けるショップ「PICKY THE SHOP」のオリジナルグッズや、SHIMAのヘアケアプロダクトが販売された。