高山美容専門学校で3月10日、ロサンゼルスで活動する美容師・山﨑リサさんが主催する国際交流プロジェクトが行われた。2003年に始動した同プロジェクトは山﨑さんが中心となり、学生の感性や表現の幅を広げる活動を行っている。
今回はアメリカ合衆国の美容学校から学生が参加。「コレクティブアカデミー」「テイラー アンドリュース アカデミー オブ ヘア デザイン」「ポール ミッチェル ザ スクール」の3校から、計15人の有志学生が来日した。
テーマは「サイバーパンク」。1チーム3人で作品を制作し、同校の学生をモデルに起用した。参加学生は持参したメイク道具や衣装を使い、計5体のモデルを仕上げた。モデルを務めた学生は「ウィッグのカラーやディテールの作り込みが勉強になった」と話した。
メイクの全体監修は、現地美容師のダレンさんが担当。アニメやコスプレから着想を得た作品を披露し、明るく軽快な人柄で会場を盛り上げた。
後半には山﨑さんによるステージも実施。中世をテーマにしたモデルが登場し、ヘアチェンジや衣装の早替えのテクニックを紹介した。
山﨑氏は1988年に渡米し、現在もロサンゼルスでサロンワークを続ける。トークでは渡米当時の経験を振り返り、カット技術を武器に挑戦したものの挫折を経験したことを語った。2015年には「North American Hairstyling Awards(NAHA)」で準優勝を獲得し、その経験が自信と新たな仕事につながったという。
現在も数多くのヘアショーに携わる山﨑さんは、学生に向けて「ヘアショーはエンターテインメント楽しんで表現してほしい」とメッセージを送った。

