アリミノ 独自のエコマーク表示へ

株式会社アリミノ(田尾大介社長)はこのほど、環境へ配慮した容器へ表示する独自のエコマーク『アリミノ エコバトンマーク』の導入を発表した。
同社は、昨年4月1日より施工されたプラスチックの資源循環を目的とした法律「プラスチック資源循環促進法」の基本原則4Rに基づいた自社基準を策定しており、今回のエコバトンマークは、それをクリアした製品に表示する。4月より順次、該当製品への表示を進める。
深刻化する気候変動課題やプラスチックゴミ問題の解決に向け、「2030年までに国内主力製品の70%を環境配慮製品にすること」を新たな目標として掲げている。

※4Rとは、Reduce(リデュース・削減)、Reuse(リユース・再利用)、Recycle(リサイクル・再資源化)、Renewable(リニューアブル・再生可能な資源に代替する)の意

また、同社HPにて随時、環境に配慮した容器の導入率を公開していく。
2023年4月現在の導入率は28%。
https://www.arimino.co.jp/company/csr/ecobaton/

4Rに基づいた自社基準

基準項目詳細
植物由来原料を使用【ボトル・チューブ類】
植物由来原料を 20% 以上使用した製品
【パウチ・フィルム・ラベル類】
植物由来原料を 10%以上使用した製品
リサイクル原料を使用【ボトル類】
リサイクル原料を 25% 以上使用した製品
【パウチ・フィルム・ラベル類】
リサイクル原料を 10%以上使用した製品
石油代替原料を使用基準項目 1、2 以外の石油代替原料を使用した製品
環境配慮型の添加剤を使用通常製品より CO2 発生の抑制が可能な製品
生分解性素材を使用生分解性素材を使用した製品
詰め替え または 付け替え設計詰め替えまたは付け替えが可能で、 繰り返しボトルを使用できる製品設計
ボトルの軽量化比較対象ボトルより重量比が 10% 以上軽量化された製品
パッケージの簡略化バージンシール、オーバーシュリンク、化粧箱の いずれかを簡略化した製品
単一素材設計単一素材にて構成され、廃棄時に分別しやすい設計
2023 年 4 月時点での同社基準