田谷が日本初となる外国人美容師を採用へ

ヘアサロン「TAYA」を運営する株式会社田谷(中村隆昌社長)は、日本初となる3名の外国人美容師を採用した。
「国家戦略特区」外国人美容師育成事業により今年4月から就労可能になり、同社は育成機関の要件を満たした外国人美容師就労の1号店となる。
3名は国内の美容学校卒業後、日本での美容師免許を取得。4月から池袋、吉祥寺、銀座それぞれのサロンに配属され顧客に携わる。
今後は日本の美容促進、インバウンド需要に対応するため、5年間就労しながら美容師として育成していく。日本の美容を世界に広げるため、日本の技術を海外に向けて発信する橋渡しとなるよう取り組んでいく。

外国人美容師育成事業とは

日本の美容製品の輸出促進やインバウンド需要に対応するため、日本の美容師育成施設を卒業して美容師免許を取得した外国人留学生に対し、美容師としての就労を目的とする在留を認め、日本式の美容に関する技術や文化を世界へ発信する担い手を育成する事業。外国人美容監理実施機関の認定が必要で、「国家戦略特区」により東京都でスタート(2022年10月~)。全国で初めての制度となる。

<施術の様子>