リクルートが最高益へ ホットペッパービューティ流通額は1兆円規模、美容市場の約4割に相当

リクルートホールディングスは2026年3月期第3四半期決算を発表し、通期の最終利益予想を4809億円へ引き上げた。従来予想から約7%の上方修正となり、過去最高益を更新する見通しだ。
第3四半期累計(4〜12月)の最終利益は3949億円(前年同期比15.6%増)。10〜12月も1465億円(同23.1%増)と伸び、同期間の売上営業利益率は前年同期の15.6%から19.3%へ上昇した。
成長の一因となったのが、美容分野の予約・来店の拡大だ。リクルートの資料によると、「ホットペッパービューティー」を経由した理美容室・エステ・ネイル・アイ・リラクなどの流通額は約1.1兆円規模。同社はサロン市場規模を約2.7兆円と推計しており、単純比較すると約4割を占める計算になる。

同サービスは広告媒体の役割にとどまらず、予約・顧客管理システム「サロンボード(SALON BOARD)」と連動し、サロンワークの基盤としての構造が完成しつつある。
リクルートは今後、予約・来店データを起点にしたビジネスモデルを他領域にも広げる方針。美容分野で構築した仕組みを基準に、飲食や住宅など各サービスへの展開を検討していくとしている。

