ミルボンが初のメンズブランド立ち上げ 大人世代向けカラー『プレトワ』も投入

ミルボンは2月2日、2026年度の政策発表をオンラインで行った。細分化する顧客ニーズに対応する「スモールマス市場」への対応と、美容師の強みを軸にした人材育成を柱に据える。顧客と美容師のマッチング精度を高める方針を示した。

スモールマス市場とは、年齢や価値観、悩みごとに顧客が細かく分かれ、従来の“ボリュームゾーン向け商品”では対応しきれない状態を指す。花王が提唱したマーケティング用語で、美容業界ではハイトーン特化サロンや髪質改善系サロンが当てはまる。

細分化する顧客に適応

同社は具体策として、大人世代に向けた高付加価値ヘアカラー『プレトワ(PRETOWA)』を投入する。加えて、くせやうねり悩みに特化した新ヘアケアブランド『スワエ(suwae)』や既存の『オージュア(Aujua)』、『ニゼル(nigelle)』からも若年層に向けたスタイリング剤を発売する。

また、ミルボン初となるメンズ専用スタイリングブランドを立ち上げる。これまで同社はユニセックス製品や既存ライン内でメンズ需要に対応してきたが、ブランドとして独立させるのは初の取り組みとなる。

人材育成支援に注力
個々の強みを伸ばす

顧客と美容師のマッチングを向上させるため、美容師一人ひとりの強みを伸ばす人材育成支援にも注力する。イベント「DA」は世界大会「DA LINK」へ拡張。若手向け「クロスボーダープロジェクト」は日本・韓国・中国から参加を募り、アジアのトレンドカラー創出を狙う。教育活動の総括イベント「ミルボン ビューティフェス2026」は11月17日に横浜アリーナで開催する。